こんにちは、あとりです♥️
京都、伏見、『勝念寺』(かましきさん)に行ってきました。(25年10月5日)

『勝念寺(しょうねんじ)』は、京阪丹波橋駅から徒歩約5分です。


【山門】
『勝念寺』は、天正15年(1587年)、「本能寺の変」後、織田信長が深く帰依した貞安上人によって開創されました。
織田信長より貞安上人が安土で賜った仏像が伝わっています。

山門からのぞくと見事な萩の花で、通り抜けできないくらい🤣🤣
境内には約100株の萩が植えられ、9月には白やピンク、赤紫の花が咲き誇り「萩のお寺」として有名です。


京都浄土宗寺院特別大公開
『勝念寺』
25年10月4、5日

山門向かって左横の駐車場を通り、境内に入りました。





【地蔵堂】

「身代り釜敷地蔵尊」は、地獄で釜茹での責めに苦しむ人々の身代りとなり、自ら煮えたぎった釜の中に入り苦を取り除き、幸せへと導くお地蔵様です。
お地蔵様の足元の釜の下に地獄の炎が見えます。
織田信長から開山・貞安上人が賜ったと伝えられ、「かましきさん」と呼ばれています。




萩の花に埋もれています🤣🤣




【門出八幡宮】


【本堂】

本堂向かって左前にありました。

【本堂】
通常非公開の本堂内が公開されていました。

(ホームページから抜粋)
「閻魔法王自作霊像」は、閻魔法王自作の像と伝えられ、後に織田信長が貞安上人に賜りました。
宝冠から足まで5.4センチ、台を入れると6.6センチ、という小さな像で、松の1木で彫られています。
穏やかな慈悲の相を表した、珍しい閻魔像です。
「多羅観音菩薩」は、同じく貞安上人が織田信長から賜ったと伝えられています。
近年の研究からチベット仏教で信仰されている「緑多羅菩薩」と判明しました。
観音菩薩の瞳から落ちた涙から生まれた美しい女神といわれ、女性の守り神です。
本堂内は通常非公開のため、今回はじめて入り、仏像など拝観しました。
住職さんが丁寧に説明してくれました。
織田信長が賜ったという多羅観音像以外にも、多くの多羅観音像が祀ってあり、チベットまで行かれたのかと思ったら通信販売で購入したとのことでした。
また、伝統的仏教では女性は成仏できないといわれているが、多羅観音は女性の心と身体のままで成仏した女神で、女性を守っているそうです。
住職さんに千手千眼観音様など、仏様のお話をたくさんしていただきました。


(許可をもらって撮影しました)
天井画も美しい❗



御朱印をいただきました。
「勝念寺」の特別公開にはじめて行ってきました。
萩の花を以前見に行ったことがあり、また、テレビ放映で織田信長と強い関わりのあるお寺と紹介されていて、ずっと特別公開に行ってみたいと思っていました。
住職さんのお話が楽しかった♥️
チベット仏教の多羅菩薩は日本には広まらなかったそうで、「多羅観音像」が、チベット仏教の女神だということも近年判明したそうです。
日本の仏像とは雰囲気の違う、エキゾチックな顔立ちの像でした。
天井画も美しかったなぁ。
また住職さんのお話を聞きに特別公開に行きたいと思っています。
ではここまで❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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