こんにちは、あとりです♥️
京都、宇治、『永谷宗円生家』「宇治茶バス」に行ってきました。(25年9月27日)



『永谷宗円生家』は、京阪宇治駅、JR宇治駅からバスに約40分乗り、バス停・工業団地口、またはバス停・宇治田原郵便局前で下車します。
バスの本数が少ないため事前の時刻表の確認をおすすめします。

【バス停・宇治田原郵便局前】
交通標識(写真左)がお茶色だそうです。
バス停・工業団地口から徒歩約35分、バス停・宇治田原郵便局前から徒歩約20分です。
宇治田原町、湯屋谷のレトロな街並みの景観を見ながら、細い道をのぼって行きます。


道沿いにあった、1500万年前の貝の化石の地層で、川底に見られます。

【高田園】
茶つぼの形の窓がありました。
ここから『永谷宗円生家』です⤵️






『永谷宗円(ながたにそうえん)生家』
内部公開は土日祝のみ、入場料100円(維持管理協力金)
日本緑茶の祖、「永谷園」創業者の先祖にあたる永谷宗円(ながたにそうえん)の生家を復元したものです。

【土間】


宗円が当時、製茶に使用していた焙炉(ほいろ)の跡です。

江戸時代、庶民が日常的に飲んでいたお茶は、香りも味も粗末な茶色のお茶でした。

【永谷宗円】
永谷宗円は15年をかけて、元文3年(1738年)、色・香り・味に優れた新しい煎茶製法の工程を編み出しました。
宗円は江戸に上り、茶商・山本嘉兵衛(のちの山本山)を通じて「天下一」という名で新製煎茶を販売し、江戸で大流行したのち、全国に広まりました。
日本煎茶は機械化され、現在も宗円の製法によってつくられています。
宗円は「日本緑茶の祖」、宇治田原町は「日本緑茶の発祥の地」と呼ばれています。

まず、イスに座って宗円の説明の動画を見ました。
スタッフの方2名が、冷たいお茶をいれてくれました。
土間と土間続きの部屋が一つという室内に、お茶を作る道具や資料が置かれていました。

【お茶の木】

【焙炉(ほいろ)】
スタッフの方の説明をききながら、あたたかいお茶2杯もいただきました。
永谷宗円の生いたちや、宗円が富士山に登り新製煎茶を富士山の山神に献じたことなど説明を受けました。
スタッフは地元のボランティアだということ、この周辺は春は桜、秋は紅葉がきれいだということ、夏は涼しいが冬は寒いなど、雑談もたくさんさせていただき、楽しい時間を過ごしました。
永谷宗円のことをあまり知らなかったため、とても勉強になりました。
ここから隣接する「茶宗明(ちゃそうみょう)神社」です⤵️









【社殿】
「茶宗明神社」(大神宮社)です。
新製煎茶製法により多くの富を得た宗円は、湯屋谷町や近郷の湿地の暗渠排水工事を行いました。
宗円の没後、功績をたたえ祀られました。
紅葉の名所だそうです。


スタッフの方のお話では「永谷園」、「山本山」共にイベント時にお詣りされているそうです。



【稲荷社】

【永谷宗円生家】
ここから「宗円交遊庵やんたん」です⤵️
外観の写真、撮るの忘れた😭😭

「宗円交遊庵やんたん」は製茶工場跡をリノベーションしたお茶の観光交流拠点で、宇治茶カフェや、お土産のショップがありました。
また、お茶の淹れ方などの体験プログラムも行われていて、この日も外人さんの団体がお茶を味わっていました。



抹茶パフェ 500円
抹茶が濃くて美味しい❗
ゆっくりくつろげる雰囲気で、「永谷宗円生家」まで往復歩いたためスィーツで糖分補給♥️
ここから「宇治茶バス」です⤵️


なんと、運転席の後ろに本物の茶壺が❗
「宇治茶バス」は期間限定で運行されています。



向かい合わせのシートの窓は、ハート型の猪目窓❗

豊臣秀吉が造らせた「黄金の茶室」がモチーフとなっていて、床や壁は木目調、シートは畳風、ドアは障子風、後部には掛け軸もかかっていました。
朝、「正寿院」まで「宇治茶バス」に乗った時は超満員でしたが、このバスに乗車しているのは2人だけだったため、たくさん写真を撮りました🤣🤣

お茶を紹介する映像も流れていました。


(逆光でうまく写真撮れなかった😭😭)
永谷宗円について知らなかったため、とても勉強になりました。
宇治田原町は交通が不便で、バスで行かれる場合は事前の時刻表の確認が必要です❗
また、バス停から名所まで距離があるため、歩きやすい靴がおすすめです。
でも、時間に追われず、自然の中を散策したり、スィーツを食べたり、スタッフの方とおしゃべりしたり、のんびり過ごすことができました。
紅葉の時期も人が少なく、穴場かも。
また、違う季節に行ってみたいですね。
ではここまで❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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