こんにちは、あとりです❤️
京都、『大徳寺』特別公開に行ってきました。(23年5月31日)
【南門】
『大徳寺』は、鎌倉末期、大燈国師(だいとうこくし)が大徳という小庵を開創したのがはじまりです。
今回『大徳寺』には、「本坊伽藍特別公開」を目的に行ってきました⤵️
大徳寺 本坊伽藍特別公開
23年4月27日~6月4日
10:00~16:00
拝観料 2000円
公開場所
三門「金毛閣」(外観のみ)、仏殿、法堂並びに狩野探幽筆の法堂天井画「雲龍図」、唐門
20分毎に約20名ごとに入場し、ガイドの解説をききながらツアー形式で拝観します。
拝観所要時間は約40分で、写真撮影禁止でした。
特別公開の拝観受付の「大徳寺茶所」に9時45分ごろ到着しました。
個人の拝観者は事前予約が出来ず、先着順で案内されるため、早めに行ったつもりだったのですが……。
すでに10時からのツアーは定員いっぱいで、10時20分からツアーになりました。
10時20分から、特別公開の拝観がはじまりました⤵️
【勅使門】(重要文化財)
(これ以降建物の写真は(唐門以外)ツアーの前に撮ったものです。)
勅使門の北側真下に立って、勅使門や、三門「金毛閣」について解説をききました。
【三門「金毛閣」】(重要文化財)
「金毛閣」と呼ばれる三門です。
2階の部分を千利休が寄進しました。
この楼上に千利休木像を置いたことから、「利休の股の下を通る」と豊臣秀吉の怒りをかい、切腹を命じられたといわれています。
楼上の長谷川等伯筆の天井画や、利休木像の写真を、解説をききながら拝見しました。
利休木像は当時2体作られ、その1体が楼上にあるそうです。
【仏殿】(重要文化財)
仏殿内部は一般の公開が今回はじめてとなりました。
ご本尊・釈迦如来像や、狩野元信筆の天女の天井画など、間近で拝見できました。
建物の外から見ると天女の天井画は経年劣化でよく見えなかったのですが、建物の中の真下から見ると2人の天女の姿が見えました。
【法堂】(重要文化財)
法堂の中に入り、狩野探幽筆「天井龍」など拝観しました。
見事な唐獅子の彫刻がありました。
唐獅子は皮膚病を患っていて、皮膚病にきく薬が牡丹(ぼたん)の花から落ちる夜露で、唐獅子は牡丹の花の下で眠り、牡丹の花と唐獅子はセットになっている、という説明を受けました。
衝撃的でした🤣🤣
これから唐獅子を見ると思い出す、皮膚病……。
【唐門】(国宝)
唐門に近づいて、間近から拝観することができました。
また、唐門だけ写真撮影できました。(逆光で上手く写真が撮れなかったぁ😭😭😭)
見事な立体的な彫刻が施されていました。
クジャク、龍、海馬、唐獅子、仙人など……。
クジャクを真下から見ると尾羽根が立体的で、全部で9本あり、1本1本立っていました。
(もっと上手く写真が撮れたらよかったのに😭😭😭😭😭)
御朱印をいただきました。
今回の特別公開は、仏殿内部が初公開、三門「金毛閣」をくぐることが出来る、通常非公開の伽藍内部を解説つきで間近で拝観できる、など、貴重な体験ができる特別公開ということで行ってきました。
平日でしたが、たくさんの人が訪れていて、私の参加したツアーが終わるころには、拝観受付前でたくさんの人がツアーの順番待ちをしていました。
朝、早めに行ってよかったぁ。
『大徳寺』も『大徳寺』塔頭も通常非公開のことが多く、観光寺院ではないので、身近に感じることが少ないのですが、特別公開に参加して、文化財を間近で拝観できて、とても感動しました。
特に唐門は修理したばかりだそうで、彫刻の色彩も美しく、いつまでも眺めていたいぐらい美しかったなぁ❤️
また、『大徳寺』だけではなく、ほかの寺院や神社も、特別公開をチェックして行きたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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