こんにちは、あとりです❤
20年12月22日
京都、『瑞泉寺(ずいせんじ)』に行ってきました。
『瑞泉寺』は地下鉄東西線三条京阪駅、京阪本線三条駅から三条大橋を渡ってすぐのところにあります。
今回私は阪急京都河原町駅から歩きました。
『瑞泉寺』は太閤秀吉の甥・豊臣秀次とその一族を弔うため慶長16年(1611年)にこの場所に建立されました。
秀次は秀吉の養子となって関白の位と豊臣家の家督を継ぎましたが、秀吉の愛妾「淀君」に秀頼が誕生したことから、秀吉には次第に疎んぜられ、ついに謀反の疑いを理由に高野山へ追放され、自害させられました。
その後、秀次の子供と妻妾などの女性一族39人が、三条大橋西南の河原(現在の瑞泉寺がある場所)で公開処刑され、その場に埋葬され、大きな塚が築かれました。
この塚は「せっしょう(殺生・摂政)塚」と呼ばれ、頂上には秀次の首を入れた「石びつ」を据え、見せしめにされました。
写真中央辺りの古石は秀次の首を納めた「石びつ」だそうです。
慶長16年(1611年)、豪商・角倉了以は高瀬川の開削中に、洪水などで荒廃した塚を発掘し、豊臣秀次一族を弔うための墓地と一寺を建立しました。
これが『瑞泉寺』の起こりです。
『瑞泉寺』建立の4年後、大阪城は落城し、秀頼と淀君は自害し、豊臣家は滅亡しました。
【本堂】
本堂には御本尊・阿弥陀如来像が安置されています。
御朱印をいただきました。
御朱印は本堂の前に置いてあり、自由にいただけました。代金はお賽銭箱へ入れました。
何枚か重ねた御朱印の上に石が置いてあり、御朱印が飛んで行かないようになっていました。
今回たまたま『瑞泉寺』の門の前を通りがかった時に、「太閤記の寺」「境内拝観随時」という看板につられて拝観してみました。
門の前に「境内自由拝観」とか「拝観できます」、「御朱印あります」といった案内の看板があると、気軽に入りやすいですよね。
思いつきで気軽な気持ちで拝観してみましたが、悲しい歴史のあるお寺だと分かりました。女、子どもまで殺され、一族根絶やしにされ、その亡骸を見世物にされる・・・。
昔の京の人々が怨念や、妖怪などを恐れていて、たくさんの社寺があるのも分かるような気がします。
現代よりもっと疫病や飢えや災害が身近で、死が隣り合わせだったのだから。
京都の華やかな部分だけではなく、暗くて悲しい部分ももっとしっかり見なくてはと思っています。
ではこの辺で❣️
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