こんにちは、あとりです♥️
京都、『知恩院』勢至堂の修理現場特別公開に行ってきました。(25年11月1日)

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前回からの続きです。
『知恩院』、勢至堂、修理現場特別公開の説明なども載せていますので、ご一緒にご覧ください⤵️
【京都】、『知恩院』勢至堂、修理現場特別公開 - あとりのやっぱり○○が好き❤
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【瓦】

『知恩院』勢至堂の堂内です。
屋根の瓦や、壁、床など解体し、破損状況などを調査し、組み直す半解体修理が行われています。



勢至堂の土壁は、漆喰(しっくい)という石灰を主成分とした壁材が使われ、白色の滑らな表面の仕上がりが施されていました。
漆喰(しっくい)仕上げの壁の中の展示です。







伝統建築で使われる大工道具が展示してありました。


「ヤリガンナ」は木材の表面を削る槍のような形状のカンナです。
勢至堂の部材には「ヤリガンナ」で仕上げた加工跡が多く残っています。
10時45分ごろ、修理現場特別公開の見学を終えました。

資料の入ったエコバッグをいただきました。
バッグには「法然上人浄土宗開宗850年」と書かれていました。


【御廟堂(ごびょうどう)】
ヘルメットを返してから、勢至堂から一段高い場所にある御廟堂へ、石段をのぼって行きました。

御廟堂から勢至堂の修理現場が見えました。
勢至堂の建物の奥に行きました⤵️

【影向石】

【千姫の墓】

【濡髪大明神】
濡髪大明神の社殿は補修工事中でした。
ここから「伝統建築技術の実演・体験ブース」へ行きました⤵️

道具が展示してありました。


木材のブースです。
木の種類によって、同じ大きさの木材でも重さが違っています。木材を持たせてもらい比較しました。
また、種類によって、色や木目、香りが違います。
木材によって特質があり、「キリは軽く湿気を通さないことからタンス造りに使用されている」など、それぞれの木材に適した使われ方をしているそうです。
樹木の写真は「京都府立植物園」で撮影したそうで、「植物園にはあらゆる種類の樹木があった」「植物園1ヵ所で撮影できてよかった」とのお話でした。

廃材で作ったサイコロ。
ヒノキでできていて、いい香り❗
香りが薄くなったら、水をかけて濡らすと香りが復活するとのこと。
サイコロの目は娘さんがレーザーで入れたそうです。

一ついただきました❗
うれしい❗

ふすまの引き手や、お寺や神社などの飾り金具を作る工房。
写真下の真ん中は「熊本城」の飾り金具だそうです。


釘隠しや、引き手、美しい❗

【畳】



瓦造り体験をしました。
粘土を型に入れて、きれいに整えました。
模様がきれいに出るように型に粘土をきっちり詰めるのが、意外と難しい。

出来上がり❗
陰干ししたものです。(焼いてないです)

裏にネコ🤣🤣

境内の紅葉が少し見れました。

【瓜生石(うりゅうせき)】
『知恩院』勢至堂の修理現場特別公開が申込み不要だったため行ってきました。
普段、お寺や神社の建造物を見ても、それがどのように造られているのか、どのような技術が使われているのか、見られる機会はありません。
今回の修理現場特別公開で、屋根の上や、床下まで、間近で見ることができ、土壁の中の仕組みも分かりやすく展示してありました。
説明書きや写真、大工道具、瓦など展示してあり、理解が深まりました。
参加されている方々もスタッフに熱心に質問しているの方が多く、文化財に対する興味深さを感じました。
伝統建築技術のブースで、職人さんともお話でき、楽しかったです。
また、ぜひ参加したいと思っています。
ではここまで❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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