あとりのやっぱり○○が好き❤

あとりです♥ファッション、おしゃれがすき❤茶トラの元保護猫を飼っています。京都在住で、京都観光や御朱印集め、美術館巡りにはまっています❤

【京都】長岡京市、『長岡天満宮』「御本殿屋根修理現場特別公開」に行ってきました。

こんにちは、あとりです♥️

 

京都、長岡京市、『長岡天満宮』「御本殿屋根修理現場特別公開」に行ってきました。(25年5月30日)

 


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『長岡天満宮』は、阪急長岡天神駅から徒歩8分です。

 


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『長岡天満宮』八条ヶ池沿いの桜並木の参道を歩いています。

 


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【八条ヶ池】

 


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【大鳥居】

 

ご祭神・菅原道真太宰府に左遷された時に、長岡の地に立ち寄り名残りを惜しんだ縁故により、道真公の没後、公自作の木像をこの地に祀ったのが『長岡天満宮』のはじまりです。

 


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キリシマツツジ

 

『長岡天満宮』は、樹齢約170年といわれるキリシマツツジの名所です。

 

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22年4月19、20日に満開のキリシマツツジを見に行った時のブログです。

ご一緒にご覧ください⤵️

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【八条ヶ池と錦水亭】

 


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キリシマツツジと大鳥居】

 


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【錦景苑】

 


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【社殿】

 


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『長岡天満宮』御本殿屋根修理現場特別公開

5月30日、31日

10時~、13時~、15時~

時間各回約60分

事前申込み制

見学料 2000円(参拝記念品、資料、保険込み)

 


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今回の申込みは、往復はがきでした。

10時からの回は定員を割ったものの、各回ほぼ定員人数の申込みだったため、抽選は行われなかったそうです。

 

25年5月30日10時からの回に参加しました。

社殿斜め向かいにある絵馬堂集合。

 


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奥に見えるのが御本殿の修理現場です。

 

まず『長岡天満宮』や御本殿についての説明がありました。

 

現在の『長岡天満宮』御本殿は、明治28年(1895年)に平安遷都千百年を記念して創健された「平安神宮」旧御本殿を昭和16年(1941年)に移築したものです。

この時、祝詞舎(のりとしゃ)、透塀(すきべい)も移築されました。

移築にともない不要となった旧御本殿は「大歳神社」の御本殿に、旧拝殿は「角宮(すみのみや)神社」の拝殿、旧祝詞舎は『長岡天満宮』の手水舎として移築され現存しています。

 

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20年9月21日に「角宮神社」を訪れた時のブログです。

拝殿の写真も載せていますので、ご一緒にご覧ください⤵️

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御本殿は前回の檜皮葺(ひわだぶき)屋根の葺替え修理(昭和50年(1975年))から約50年が経過し、令和6年(2024年)から2ヶ年計画で屋根の全面葺替えを行っています。

25年10月、修理終了の予定です。

 

2班に別れ、私の班はまず「修理現場の檜皮葺実演見学」(約30分)に行きました。

御本殿を覆うように組まれた足場をのぼり、御本殿の屋根修理現場を間近に見ることが出来ました。

屋根の反りがため息でるほど美しかった❗

檜皮が等間隔に、規則的に並ぶ姿も美しかった❗

特に御本殿の裏側の屋根は真下から見上げると急勾配で、屋根の上で檜皮葺の作業を行うのは大変だということが分かりました。

また、御本殿の屋根近くにある飾り金具もよく見えました。

平安神宮」から移築された時に、「平安神宮」の社紋が入った金具は「平安神宮」に返還されたそうです。

檜皮葺は約30年ごとに葺き替える方が、檜皮葺の下の屋根材の腐朽などが少ないそうですが、近年檜皮の高騰で多額の費用がかかるため、今回約50年で葺き替えられることになりました。

 


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(資料から抜粋)

 

屋根の上にある鬼も外され、修理され、そちらも間近で見ることができました。

一般的な鬼は瓦でできていますが、『長岡天満宮』の鬼は木材を銅板でおおったものだそうです。

 

ここから、もう一つの班と交代し、絵馬堂で「竹釘打ち体験と道具の展示」(約30分)をしました。

 


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生木のヒノキの皮をはぎ、固めたものです。

 


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檜皮葺に使えるように、形を整えます。

この精製する作業の方が、屋根に打ち付けるより時間がかかるそうです。

まず「平皮」という大きな形を切り出し、次に小さな「軒皮」を切り出し、捨てる部分を出来るだけ出さないようにします。

 


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道具は、金具の部分は販売していますが、持ち手は販売していないため、自分の手にあわせて木材を削り造ります。

 


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【竹釘】

 

竹釘は現在1ヶ所でのみ造られています。

 

檜皮を固定する竹釘を打ち込む体験をしました。

上の「屋根かなづち」で「竹釘」を打っていきます。

 


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檜皮は薄くやわらかいため、それほど力はいりませんが、竹釘をまっすぐ打ち込むのが難しかった。

 


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現在の手水舎には、旧祝詞舎であった名残りの鈴を吊るす金具が残っています。

手水舎が傾いてきているため、これから修理が必要だそうです。

 


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参拝記念品として、檜皮古材のお守りをいただきました。

50年間、御本殿を守っていた檜皮です♥️

 

 

『長岡天満宮』には何度も行ったことかあるのに、社殿の奥に今回見学した御本殿の建物があることも気づいていませんでした。

その御本殿の檜皮葺の部分が老朽化していることも、もちろん知りませんでした。

今回御本殿の修理現場を見学したのは約10名だったため、説明も聞こえやすく、丁寧な説明がとても分かりやすかったです。

御本殿の屋根の反りを間近で見れて、美しさに感動しました❗

間近で見るからこそ気づくこともたくさんあるんだなぁと思いました。

また、竹釘打ち体験という特別な体験もでき、ここでも丁寧に説明していただきました

旧御本殿なども他の場所に移築され、大切に再利用されていることも分かりました。

この「御本殿屋根修理現場特別公開」に参加出来て、ホントによかった❗

 

 

ではこの辺で❣️

最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️

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