こんにちは、あとりです♥️
京都、『妙法院』「五月会」に行ってきました。(24年5月14日)
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前回からの続きです。
こちらは『妙法院』、「五月会」の説明や、本堂(普賢堂)、香る御朱印など載せています。
ご一緒にご覧下さい⤵️
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14時から、国宝・庫裏の「工事現場見学会」に参加しました。
【庫裏】
令和2年(2020年)11月から令和9年(2027年)春まで半解体修理が行われる予定です。
庫裏とは寺院の台所のことです。
『妙法院』の庫裏は、文禄4年(1595年)、豊臣秀吉が祖父母の供養のために1000人近くの僧を集め「千僧供養」を行った時に、僧の食事を用意するために建てられたと伝えられています。
正面23.7m、奥行き21.8mで、庫裏としては最大級の大きさです。
【大梁(はり)】
庫裏の屋根を支える大梁の一部に亀裂が確認されたため、解体され、新材と取り替えが行われました。
亀裂のある旧材が庫裏前に展示してありました。
梁の亀裂の写真です。
【工事の様子の写真】
ヘルメットをかぶり、2班に別れて、私はまず2階に上がりました。解説を聞きながら、高い場所から屋根の上を見学しました。
鬼瓦や瓦が置いてありました。
鬼瓦は近くで見ると大きく、厚みがあり、いろんな顔がありました。
ひびや割れなど破損がひどい場合は新材と取り替えますが、可能な限り解体した素材を再利用するそうです。
梁で使用した木材の断面です。
太くて丈夫な木材を調達するのは大変だそうです。
木材で足場が組まれています。
一階に降りました⤵️
丸い板の部分がかまどだそうです。
1000人近くの僧侶の食事をつくるため、大きなかまどでした。
足場の四角くあいたところから、梁が見えています。
庫裏は昔一度解体され、地面の土をかさ増ししてから、その上に建てられているそうです。
なぜそうしたのか分かっていません。
【懸魚(げきょ)】
痛みがひどいため、この度新しいものと取り替えたそうです。
文化財の補修工事の現場を見学できる機会はなかなかなかなく、「絶対に見たい❗」と思い、申し込みました。
定員があり、当日先着順での受付だったので、10時20分ごろ申し込み14時からの見学会になってしまったけれど、参加できて本当によかった❗
後からきいた話だと見学会の問い合わせが多く、急遽15時にも見学会が行われたそうです。
文化財を後生に伝えるための努力や情熱がひしひしと伝わってきて、間近で見れて感動しました。
「五月会」は、『妙法院』の方々の手作り感のある、お寺と触れあえる行事で、あたたかい気持ちになりました。
また参加したいと思っています。
次回は効率よくめぐれそうです🤣🤣
訪れてすぐ受付で体験会、見学会のチェック、申し込みをおすすめします。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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