こんにちは、あとりです♥️
京都、『本隆寺』祖師堂、「京都府文化財建造物保存修理現場公開2024」に参加しました。(24年11月3日)
『本隆寺(ほんりゅうじ)』はバス停今出川大宮から徒歩約5分です。
京都府教育委員会文化財保護課主催の、建造物の修理現場の公開が11月2、3日に行われました。
事前にホームページから申し込み、応募者多数の場合は抽選でした。
『本隆寺』祖師堂
9時30分~(所要約1時間)
当選❗
こういうのはあまり当たらないので、うれしい❗
【東門】
『本隆寺』は、法華宗真門流の総本山で、正式には本妙興隆寺といいます。
長享2年(1488年)、日真によって創健されました。
東門の横の出入口から入りました。
【手水舎】
【鐘楼】
【本堂(重要文化財)】
本堂は、三宝尊(題目宝塔、釈迦如来、多宝如来)を本尊とするお堂で、明暦3年(1657年)に上棟しました。
24年1月に、小屋梁・軒まわりまでの半解体修理および耐震補強工事が完了しました。
享保15年(1730年)と天明8年(1788年)の2度の大火災で西陣一帯が焼き尽くされましたが、本堂と祖師堂は奇跡的に焼け残ったことから「焼けずの寺」とも呼ばれています。
また、本堂の一角に西陣五名水の一つで、無外如大尼が悟りを開いたと伝わる「千代野井の井戸」があります。
【経蔵】
【経蔵】
こちらから『祖師堂』の修理現場に入りました。
文化財保護課の職員が解説をしながら、案内をしてくれます。
まず屋根を見学しました。
真っ直ぐではない丸太は松で、それを組み合わせて最終的に高さを合わせています。
シロアリの被害で破損した部分を補修しています。屋根の木材までシロアリがのぼってきていたそうです。
木材はできるだけ当時のものを使い、破損している部分のみ新しい木材と交換しているそうです。
向こうに見えるのが、本堂です。
(「保存修理の現場から」のパンフレットから抜粋)
『祖師堂』の屋根は段差があり、二層になっています。
これは江戸時代中期頃は、中規模以下の寺院のお堂の大きさは、上層の屋根の大きさの規模に規制されていたそうです。
お寺側も大きなお堂を建てたい場合は、下層の屋根の部分はすべて軒下ということで規制逃れをしていました。
この屋根の段差から雨漏りやシロアリが侵入したということはないそうです。
木材に溝を彫り組み合わせます。
太い木材が使われています。
【本堂】
では次回な続きます❣️
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