こんにちは、あとりです❤️
滋賀、『比叡山延暦寺』に「根本中堂」大改修を見に行ってきました。(23年9月13日)
前回からの続きです。
前回は京都から『比叡山延暦寺』へ向かい、「比叡山フリーパス」、ケーブル、ロープウェイなど、説明しています。
『延暦寺』、「東塔」についても書いていますので、ご一緒にご覧ください⤵️
「東塔」エリアの拝観受付を済ませて、根本中堂へ向かいました。
根本中堂(国宝)は、『比叡山延暦寺』の総本堂で、伝教大師最澄が延暦7年(788年)に建立しました。
ご本尊・薬師如来像(秘仏)は、最澄自ら刻んだと伝えられています。
薬師如来の前には開創以来1200年以上消えることのない「不滅の法灯」が安置されています。
2016年から2027年の約10年間をかけて根本中堂(国宝)ならびに廻廊(重要文化財)の、60年ぶりとなる大改修が行われています。
廻廊、根本中堂共に、工事のため、巨大なプレハブのような建物で覆われていました。
本堂の銅板葺き、廻廊のとち葺きの葺き直し、全体の塗装彩色の修理が主な内容となっています。
工事期間中は見学台から屋根の上を見ることができました。
また、見学台の上からのみ写真撮影ができました⤵️
こちらは廻廊の屋根のとち葺きの葺き直しをしているところです。
「とち葺き」とは木材の板で屋根を葺くことで、板の寸法や、形状、葺き方によって名称が変わります。
厚さ約1~3cm、幅約9~15cm、長さ約60cmの割り板を使用したものをとち葺きといいます。
ちなみに「椹」は「さわら」です。
屋根の上や、改修の様子を見ることができる貴重な期間だそうで、今回これを目的に、はじめて『比叡山延暦寺』に行ってきました。
束で置いてある板を見てびっくり❗
「あんなに分厚い板が屋根に使われているの❗❓」
厚さ2.4cmの板だそうで、その厚い板を何重にも重ねて屋根が造られています。
廻廊の上に整然と板が並んでいて、職人さんが一枚一枚板を打ち付けている風景を見ることができました。
工事は令和9年(2027年)12月終了予定だそうです。
とち葺きを行っている現場を見る機会なんて、ほとんどないと思うので、間近で見られて大興奮でした❗
木村英輝氏の絵(タペストリー?)が飾られていました。
こちらは根本中堂の銅板葺きの屋根です。
屋根の先が反り上がっているのがかっこいい❗❗
「「屋根の反り」をこんなに間近で見れるなんて❗」って感動して、バシャバシャ写真を撮りました🤣🤣
根本中堂の「不滅の法灯」前の天井画が、明かりに照らされて、美しい草花の絵が見えました。
でも全体的には暗くて、天井が高くてよく見えなかった・・・。
蟇股(かえるまた)の彫刻の塗装もキレイに修復されるそうなので、また補修工事が終わったころに行ってみたいと思っています。
「不滅の法灯」は「見たらすっごく感動するんだろうなぁ❗」って期待して行ったけど、思っていたほど感動しなかった・・・。1200年灯り続けているという実感がなかったからかなぁ❓
建物を出ました⤵️
【文殊楼】
御朱印所は根本中堂の向かい、文殊楼の階段横辺りにありました。
『比叡山延暦寺』「東塔」では5ヶ所の御朱印所があり、9種類の通常御朱印がいただけます。
根本中堂向かって右側に行きました⤵️
【伝教大師像】
【天台法華宗年分学生式一首】
【宮沢賢治の歌碑】
では次回に続きます❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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