こんにちは、あとりです❤
21年2月19日
京都、『石峰寺(せきほうじ)』に行ってきました。
『石峰寺』は「伏見稲荷大社」の南側にあり、「京都市深草墓園」に隣接しています。
駐車場は11台あります。(パンフレットから抜粋)
狭い石段を上がっていきます。
(本堂)
『石峰寺』は宝永年間(1704~1711年)に建立された禅道場です。
御本尊は釈迦如来です。
伊藤若冲(じゃくちゅう)の墓と幕末の書家・貫名海屋(ぬきなかいおく)の撰文による筆塚があります。
伊藤若冲は江戸時代中期の画家です。
京都高倉錦小路の青物問屋の長男で、家督を継ぐが、四十歳で弟に家督を譲り画業に専念しました。
京都大火で家を焼かれ寛政の初めに石峰寺の古庵に住み、「斗米翁」と称して米一斗と一画を交換する生活を送りました。
寛政12年(1800年)9月10日、85歳の生涯を閉じました。
若冲の命日にあたる毎年9月10日、石峰寺では「若冲忌」を執り行い、石峰寺所蔵の若冲作品の展示を行っています。
【本堂】
伊藤若冲は、当寺第七代密山和尚の協賛を得て、安永の半ばより十年余りをかけて裏山に「五百羅漢」を制作しました。
「五百羅漢」とは釈迦入滅後その教えを広めた数多の賢者のことで、人々から尊崇や敬愛を集め、絵画や彫刻で多くの羅漢像が作られました。
【羅漢参道唐門】
『石峰寺』の「五百羅漢」は伊藤若冲が下絵を描き、石工に彫らせたものです。
釈迦の誕生から涅槃にいたるまでの生涯を表現したものを中心に、菩薩や羅漢を安置しています。
当初は1000体以上もの石像が安置されていたそうです。
現在は五百数十体の石像が、長年の雨風で風化して趣のある姿となっています。
(ねこに出会えました。)
注意⚠石仏・五百羅漢は写真撮影やスケッチは禁止となっていました。
御朱印をいただきました。
ここ、『石峰寺』はとてもよかった❣️
京都で1番人気の観光地「伏見稲荷大社」から徒歩すぐの場所にありますが、ガイドブックには載っていないため、訪れる人も少なく、ひっそりとしていて、穴場のお寺でした。
そのため、ゆっくりじっくり自分のペースで拝観することができました。
この日も門のところで、出ていく一人とすれ違っただけで、境内はずっと私一人でした。(ねこはいました😸💖)
山の中の急な斜面に立ててある「五百羅漢」の石像群に圧倒されました。
山の斜面のどこを見ても石像群だらけで、事前に『石峰寺』を調べて行っていなかっただけに、引き込まれるものを感じました。
『石峰寺』の裏山の中に、1000を超える石や岩を運ぶだけでも大変だったと思います。
それが、その1000を超える石から石像を彫り、それを山の中に設置するのに十年余りの年月がかかったのもうなづけます。
石像は、苔がおおっていたり、風化で崩れたり、かけたりして、人間かどうかも分からない石像もありました。
かと思えば、頭の冠の装飾や、服のシワ、持っている楽器、表情までハッキリ分かる石像もありました。
でも、苔むした感じや崩れた感じが、やさしく味わい深いものになっていました。
涅槃の場面ではお釈迦様の入滅を、人間だけではなく動物達も嘆き悲しんでいました。
ねこが石像の間を歩いて行くのを見るのは、なんだかシュールな感じがしましたが…笑
ここは胸にグッとくるものがあり、本当におすすめです。
「伏見稲荷大社」に行ったついでにでも、ぜひ行ってみてください。
ではこの辺で❣️
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