こんにちは、あとりです❤
20年1月20日
京都、『妙心寺』に行ってきました。
妙心寺はJR花園から歩いて5分ほどの所にあります。
妙心寺は、全国に約3400の寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山にして京都最大の禅宗寺院です。
(南総門)
30万平方メートルにも及ぶ広大な敷地には46の塔頭寺院が点在していており、塔頭寺院のほとんどが非公開です。(通年公開や時節により特別公開されている塔頭もあります。)
僧の修行の場である禅寺の特色を残す歴史のあるお寺です。
また、三門・仏殿・法堂(はっとう)など、主要な建造物が一直線に並ぶ禅寺特有の寺観を保っています。
建武4年(1377年)に花園法皇が離宮を禅寺に改めたことが起源です。
(三門(重要文化財))
(仏殿(重要文化財))
江戸時代に再建されたもので、妙心寺の本堂にあたります。
巻き毛のような鬼瓦がステキすぎる❤
(法堂(重要文化財))
天井には狩野探幽(かのうたんゆう)による『雲龍図(八方にらみの龍)』が描かれています。
この雲龍図は狩野探幽が8年ががりで完成したもので、直径12メートルあります。
「雲龍図」と、同じく法堂に安置している妙心寺鐘(国宝)と、さらに台所・食堂である大庫裏(重要文化財)をガイドの案内で拝観できます。(拝観料がいります。)
(いただいたパンフレットです。法堂の中は撮影禁止です。)
法堂に入ると、天井いっぱいに『雲龍図』が描かれていて、龍の迫力に圧倒されます。
天井画ですので、見る立ち位置によって、龍の表情や、動きが違ってみえます。龍が下降しているように見えたり、また、天高く上昇しているように見えたり·····ガイドの説明では、それぞれ好きな表情、好きな動きを自分で見つけてくださいという話でした。
私は『雲龍図』の真下が好きです。
龍の顔が頭の真上にあり、龍が襲いかかってくるような迫力のある、真下の立ち位置が好きです。
また色合いは、色単体がそれぞれ地味でシック、色数も少ないのですが、絵が天井に沈んでいません。地味な色のはずなのに、目を引く迫力があり、くっきり浮き出たようにみえます。
見飽きない『雲龍図』なのですが·····ガイドの方に案内されるため、時間制限があるのが本当に残念·····。
この『雲龍図』はぜひぜひ見て欲しいです‼
黄鐘調(おうじきちょう)の鐘とも呼ばれていて、徒然草に書かれた、日本最古の鐘です。
目に見えないぐらいの小さなヒビがあるため、現在は鐘をつくことが出来ないため、法堂に安置されています。
(小方丈)
(経蔵(重要文化財))
妙心寺はとても広く、ぐるぐる歩き回ったためとても疲れました。本当は別のお寺にも歩いて行く予定でしたが、妙心寺だけで帰りました(笑)(これが出来るのは京都在住のおかげ❤)
天井画の『雲龍図』は本当に素晴らしいです。ガイドの方のお話もとても分かりやすく、急に京都観光にハマった私にも分かりやすかったです。
·····『雲龍図』にはまりそうな予感·····。
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