こんにちは、あとりです❤
20年12月2日
京都、『東福寺』に行ってきました。
【臥雲橋(がうんきょう)】
渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」にかかる木造歩廊橋の「臥雲橋」です。
「東福寺三名橋」の1つで、3つの橋のうち三ノ橋川の下流で、最も西側になります。
【 月下門(重文)】
「臥雲橋」のすぐ横に「月下門」があります。
1268年開山堂(常楽庵)建立時に、亀山天皇から下賜されたと伝わっています。
【通天橋】
「臥雲橋」から京都を代表する紅葉の名所「通天橋(つうてんきょう)」の絶景が見渡せるため、撮影スポットとして有名です。
今年(20年)は紅葉が早く12月2日に訪れましたが、紅葉の盛りは過ぎていました。(残念😭💦💦)
【日下門】
【本堂(仏殿兼法堂)】
大本山『東福寺』は嘉禎2年(1236年)、摂生関白・藤原(九條)道家が、「東大寺」と「興福寺」から「東」の「福」の2文字をとり、九條家の菩提寺として創建しました。
19年もの歳月をかけ、京都最大の伽藍を完成させました。
【本堂】
「東福寺」本堂は明治14年(1881年)の火災で消滅した後、昭和9年(1934年)に再建されました。昭和の木造建築物としては最大です。
今回、「京都非公開文化財特別公開」に合わせて行ってみました。
「東福寺」の本堂(法堂)内を拝観することができました。
法堂内は撮影禁止でした。
堂内には御本尊・釈迦如来立像とその脇士としての迦葉尊者(かしょうそんじゃ)・阿難(あなん)尊者、そして守護神である四天王像が安置してあります。(今回四天王像は修理中で不在でした。)
明治14年の火災で消失する以前には、高さ約15メートルの大仏立像を安置していました。
今回特別公開で、火災からまぬがれた約2メートルある、大仏様の左手(手首から指先まで)の部分を拝観しました。
現在法堂で安置されている釈迦如来像、迦葉・阿難尊者像は、もと東福寺塔頭の三聖寺(廃寺)伝来の遺像だといわれています。
法堂の建物は昭和9年に再建されましたが、三尊はいづれも鎌倉時代の作とされ、重要文化財となっています。
また、毎年3月14、15、16日の涅槃絵(ねはんえ)には明兆作の猫のいることで知られる大涅槃図が公開されます。
この涅槃図も、ただいま修理中というお話でした。
【猫のいる涅槃図(部分)】
(『東福寺』ホームページより)
天井画雲龍図「蒼龍」は堂本印象筆で、雲龍図としては珍しい長方形です。
紙に描き天井に貼り付けたもので、堂本印象は17日で描き上げました。
今回特別公開で、雲龍図を描く時に使用した大筆や、写真2点が展示してありました。
実は『東福寺』へ行くのは今回が初めてでした。
紅葉の時期の「通天橋」が見たかったのと、「京都非公開文化財特別公開」が行われていたため、行ってみました。
本堂の雲龍図は長方形で、丸型を見慣れていたため新鮮に感じました。
長方形なので雲龍図の絵の正面があるのかと思っていましたが、壁にかかった絵や、襖絵、びょうぶなどと違って、見る立ち位置によって龍の顔が違ってみえました。
真下から見ると勢いのある顔になり、横から見ると顔が細長くなり優しい顔になりました。
また、大仏の左手は、火災の中を人々が持ち出したものだろうというお話でした。
仏様を火災から守りたい、せめて身体の一部でも救いたいという思いが伝わってきました。
今回三尊像や、雲龍図は、外からでも(拝観料なしで)見ることが出来ましたが、やはり法堂の中に入り間近で拝観できて、特に雲龍図は圧倒されました。
拝観料は文化財保護のため・・・と思っているので、これからも気持ちよく拝観料を払っていきます‼(笑)
では次回に続きます。
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