こんにちは、あとりです❤
21年5月25日
京都、『相国寺』に行ってきました。
前回からの続きです。
前回は自由拝観できる場所、「宗旦稲荷社」などをまとめています。
よかったら見てください⤵️
【庫裏(くり)】
今回こちらの
「春の特別拝観」
拝観場所 法堂、方丈、開山堂
を、目的に『相国寺』に行きました。
拝観受付はこちらの方丈出入口付近でした。
受付の方にここは撮影スポットで、パンフレットにも載っている場所だと教えていただきました。
おすすめは杉戸絵の白象を映す角度だそうです。
【方丈】
方丈は南側に3室、北側に3室の六間(むま)168畳ある大建築です。
観音菩薩画像はお経の文字で描かれた観音菩薩様で、「法華観音」とも称されています。
このお経で描かれた観音菩薩の複写を間近で見ることが出来ました。
【方丈南庭】
方丈の表である、南庭です。
白砂を敷き詰めただけの庭で、禅語の「本来無一物」の教えを表したものです。
「本来無一物」とは、存在するものは本来全て空(くう)であるから執着すべきものは何一つないということ、一切のものから自由自在になった心境・・・だそうです。
【白象図(左)】
原在中筆の方丈杉戸絵の白象図(複製)です。
【方丈北庭】
方丈北側の庭(裏庭)は京都市指定名勝となっています。
北庭と南庭は大きく異なっています。
北庭は手前を谷川に見立てて掘り下げ、対岸に築山を設けています。
立体的で、広がりを感じる、深山幽谷の雰囲気があります。
建物と建物の間にある、それほど広くない庭のはずなのに、深い森の中にいるような広がりを感じる庭でした。
【法堂(重要文化財)】
法堂は慶長10年(1605年)、豊臣秀頼によって再建され、現存する法堂の中では最古のものです。
内部に安置されている御本尊の釈迦如来と脇仏は運慶作と伝わっています。
天井には狩野光信筆の蟠龍図(ばんりゅうず)が描かれています。
手を叩くとその反響が龍の鳴き声のように聞こえることから「鳴き龍」とも呼ばれています。
法堂内には説明をしてくれる方がいて、蟠龍図は見る場所によって見え方が違うと説明を受けました。
やはり、御本尊と向かい合わせの、正面から見るのが1番カッコよく、絵のバランスもよかったです。
また、手を叩いて鳴き声のように聞こえる立ち位置も教えていただきました。
天井の龍の絵はスラリとしたイケメンでした。
肩からしっぽにかけて全体がスラリとしていたため、若い個体だと思われます。
法堂の屋根の上にある鬼瓦の写真です。
このスマホの写真では分かりにくいのですが、鬼瓦の鬼の額に星模様がついています。
星模様がついた鬼瓦は1ヶ所だけです。
厄除け、疫病退散という意味があるそうです。
この星模様の鬼瓦を見るのが、今回の『相国寺』へ行った目的の一つでした。
しかし私は肉眼では分かりませんでした。
スマホの写真でも上の写真が限界でした。
星模様の鬼瓦の場所は、法堂の北東になります。
上の写真は法堂と開山堂の間で撮りました。写真の赤矢印の鬼瓦で、上から2番目です。
「春の特別拝観」のパンフレットから抜粋させていただきました。
このパンフレットを見て、「春の特別拝観」へ行きました。
受付の方のお話だと、太陽の光の関係で朝の方が見やすいそうです。
星模様の鬼瓦の場所を方丈にある御朱印受付で伝えると、こちらのプレゼントがいただけました。
【開山塔】
開山夢窓国師像を安置しています。
開山塔の前庭は「龍渕水(りょうえんすい)の庭」と呼ばれ、昔は水が流れていました。
枯山水で、白砂が手前にあり、白砂はキッチリと区切られていました。
こちらも広がりを感じるお庭でした。
御朱印をいただきました。
『相国寺』の特別拝観は見どころが多く、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
特に庭園が素晴らしかったです。
前後、左右、上下と立体的に広がりを感じる庭園でした。
「承天閣美術館」も素晴らしかったです。
実は金閣寺、銀閣寺が『相国寺』の山外塔頭だということを初めて知りました。
伊藤若冲が好きなので、「承天閣美術館」には今後注目していたいと思っています。
また何度でも行ってみたいお寺となりました。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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