こんにちは、あとりです♥️
京都、左京区、『並河靖之七宝記念館』に行ってきました。(24年9月18日)
『並河靖之(なみかわやすゆき)七宝記念館』は、地下鉄東山駅から徒歩約3分です。
『並河靖之七宝記念館』は、明治・大正時代の七宝家・並河靖之の旧邸です。
記念館の建造物は、明治27年(1894年)に竣工しました。
通り側に建てられた表屋造で、奥に続いて主屋と庭園などがあり、京都の伝統的な「京町屋」の構えをしています。
土塗りの格子状の「虫籠窓(むしこまど)」、人馬の侵入を防いだり、馬をつなぐ「駒寄(こまよせ)」、住居をつなぐ土間「通り庭」など、「京町屋」の特徴的な意匠がみられます。
表屋・主屋・旧工房・旧窯所は、国登録有形文化財、京都市景観重要建造物および歴史的風致形成建造物に、庭園は京都市指定名勝にそれぞれ登録、指定されています。
また、国の重要文化的景観「京都岡崎の文化的景観」の構成要素になっています。
入館料を払わなくても、雰囲気のある京町屋の建物が見れますよ❗
【出入口】
出入口入って右側にコインロッカー(無料)、まっすぐ進むと通り庭、左の建物の中に受付がありました。
まず受付に行きました。
秋季特別展「並河七宝の光彩ー色と容(かたち)の玉手箱」
24年9月3日~12月15日
入館料 1000円
七宝は金属や陶磁器の素地の器胎にガラス質の釉薬をのせて焼成し研磨したものです。
並河靖之(1845~1927年)は、図柄の輪郭線に金属の線(植線)が施された「有線七宝」の技法を生涯をかけて探究しました。並河靖之の七宝は博覧会などで数多くの受賞を重ね、国内外から高く評価されています。
七宝の作品を今まで意識してじっくり見たことがなく、小さな花瓶や小物に、花や蝶々、鳥、風景などが七宝で創りだされていて、絵柄の緻密さや、色の美しさにびっくり❗
藤の花やあじさいの花の、繊細な花びらを細かく表現してあり、ため息ものでした❗
「なんで今まで七宝を知らなかったのだろう?」って後悔するくらい美しい❗
【玄関の間】
【応接間(主屋)】
展示室の作品や、建物内は写真撮影禁止でした。
【主屋】
【第二展示室(旧工房)】
第一展示室・特別展示室(表屋)、第二展示室に七宝の作品が展示してありました。
【旧窯場】
【井戸】
【井戸と旧窯場】
【庭園】
東回廊(先は行き止まり)までやってきました。
通り道に瓦が使用されています。
東回廊から、主屋前まで戻ってきました。
池の中にある石で、家屋の柱を支えています。
鞍馬石の一文字手水鉢です。
【沓脱石】
主屋の座敷前の上り口にある沓脱石は、膳所城で使用していたやぐら石と伝わっています。
主屋の建物の中から庭園の写真を撮りました。
主屋では七宝の製造過程の動画が放映されていました。
動画を見るまで七宝の造り方をよく知らなかったのですが、分かりやすく、勉強になりました。
ますます「七宝って、すごい❗」って思いました。
【踏分石】
ここから庭園です⤵️
【滝口】
庭園は七代目・小川治兵衛の作庭です。
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庭園の動画です。
ご一緒にご覧ください⤵️
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【主屋】
受付の前を通り、通り庭(台所)へ行きました。
『並河靖之七宝記念館』は、以前雑誌で青もみじが美しい庭園として紹介されているのを見て、ずっと行ってみたいと思っていました。
今回はじめて行ってみたのですが、地下鉄東山駅徒歩すぐのところにあり、「え❓️ここに記念館があったの❗️❓️」って驚くぐらい、過去に何度もそばを通りかかったことがありました。
庭園が見たくて行ってきましたが、七宝の展示物が素晴らしく、感動しました❗
七宝、大好きになりました❗
これは大収穫でした♥️
またぜひ展示物が替わったら行こうと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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