こんにちは、あとりです❤️
京都、「相国寺」塔頭、『慈雲院』、「京の冬の旅」に行ってきました。(24年2月8日)
『慈雲院(じうんいん)』は、地下鉄鞍馬口駅から徒歩約5分です。
【「相国寺」西門】
【「相国寺」北門】
『慈雲院』は、「相国寺」北門から出て、案内の看板に従い、少し歩きました。
突き当たりが『慈雲院』です。
道の左右に他の寺院がありました。
『慈雲院』
「京の冬の旅」特別公開
24年1月6日~3月18日
拝観料 800円
建物内は写真撮影出来ませんでしたが、庭園は出来ました。
【山門】
『慈雲院』は、室町時代中期に瑞渓周鳳(ずいけいしゅうほう)を開祖として創建されました。
梅の花が咲いていました。
【庫裡】
【拝観入口】
建物の中に入り、拝観受付を済ませました。
玄関口には唐獅子らしき絵があり、また左甚五郎作の見事な彫刻がありました。
本堂へ行きました⤵️
本堂南側の枯山水庭園です。
本堂にはご本尊・釈迦如来像、開祖・瑞渓周鳳の木像が安置されています。
寺宝の足利義俊筆の「松鶴図(しょうかくず)」や、『慈雲院』の第9世住持を務めた梅荘顕常(ばいそうけんじょう)(大典禅師)の生前の姿を写したと伝わる「梅荘顕常頂相(ちんそう)」など展示してありました。
梅荘顕常は、絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)と親交が深く、「相国寺」と伊藤若冲の関わりは梅荘顕常によって生まれたといわれています。また「煎茶道の祖」といわれた黄檗宗の僧・売茶翁(ばいさおう)(高遊外)とも交友がありました。
本堂北側の廊下の、江戸時代後期の絵師・岸連山が描いた板戸の虎の絵を拝観しました。
りりしい顔の大人の虎1頭と、小さな子ども3頭が描かれていました。
建物の外に出ました。
左側奥に見える建物が本堂です。
御朱印をいただきました。
他に切り絵の御朱印もありました。
「相国寺」塔頭寺院は通常非公開のところが多く(山外塔頭「金閣寺」、「銀閣寺」をのぞいて)、「相国寺」に行ったことは何度かありますが、塔頭寺院前は素通りしていたため、『慈雲院』についても知りませんでした。
今回「京の冬の旅」で特別公開されるということで、楽しみに行ってきました。
それほど広くないお寺でしたが、本堂前の枯山水庭園や、山門から拝観入口までの庭園も美しかったです。
寺宝も明兆筆と伝わる「涅槃図」や、虎の絵の板戸など、見応えがありました。
地下鉄の駅近の街中にあるのに、建物内はとても静かで落ち着いた雰囲気で、じっくり拝観出来ました。
また、特別公開を楽しみにしています。
ではこの辺で❣️
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