こんにちは、あとりです❤️
京都、『新徳寺』、「京の夏の旅」に行ってきました。(23年8月23日)
『新徳寺』は阪急・大宮駅から徒歩約5分です。
『新徳寺』は通常非公開です。
【山門】
『新徳寺』は臨済宗永源寺派の寺院で、元文4年(1739年)に建立しました。
『新徳寺』
「京の夏の旅」特別公開
23年7月8日~9月30日
拝観料 800円
【庫裡】
【拝観出入り口】
建物の中に入りました⤵️
【本堂】
文久3年(1863年)、14代将軍・徳川家茂(いえもち)の上洛(京都に入ること)に際して、将軍警護の役割のため234名の浪士たちが集まり、壬生村に到着しました。
その夜、「浪士組」のリーダー・清河八郎(きよかわはちろう)は『新徳寺』の本堂で浪士たちに「将軍警護ではなく、尊王攘夷(そんのうじょうい)を目指す」と、演説を行いました。
多くはこれに賛同し江戸に引き返しましたが、反発した芹沢鴨・近藤勇・土方歳三らは京都に残り、立ち上げた集団が「壬生浪士組」、後の「新選組」です。
本堂のたたみは新しいものに替えられていますが、本堂の建物や内部の燭台(しょくだい)は、当時のものだそうです。
本堂の中はそれほど広くなく、ここに約200人の浪士たちが集まったそうで、びっくり。
その当時の熱気が感じられ、感動しました。
ご本尊・准胝(じゅんてい)観音菩薩像、「屋根葺き地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像が安置されています。
住職さんは絵心のある方で、住職さんが描いた新選組の肖像画など展示してありました。
ご本尊が安置された内陣向かって左、隣接した部屋に清河八郎が泊まったそうです。
【庭園】
ガイドの方に、今回の「京の夏の旅」は新選組結成160年記念ということで、、新選組が好きな方が多く訪れているそうです。
その中には新選組隊士の子孫だという方も訪れているというお話を聞きました。
建物の外に出ました⤵️
【本堂】
本堂の屋根の形が珍しいそうです。
むくり(膨らむようにそっていること)があり、屋根の先がそっています。
また、本堂の屋根の上に猿の像が2体ありました。
1体はももを持っています。
『新徳寺』は、通常非公開で、普段は山門から中には入れませんが、今回特別公開されたため楽しみに行ってきました。
私は新選組について不勉強でしたが、「京の夏の旅」のガイドの方のくわしい説明で、『新徳寺』は清河八郎演説の場所で、新選組が誕生するきっかけとなった場所だということが分かりました。
本堂の中を見渡しながら、ここで浪士たちが集まり演説が行われたのだと想像すると、熱い思いが湧き上がってくるようでした。
これを機会にもっと新選組について勉強しなくてはと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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