こんにちは、あとりです❤️
京都、大原野、『十輪寺』に行ってきました。(22年4月5日)
『十輪寺』はバス停・小塩から徒歩すぐです。
今回私は自転車で行きました。
【山門】
『十輪寺』は嘉祥3年(850年)、文徳(もんとく)天皇の后(染殿(そめどの)妃・藤原明子(あきらけいこ))の懐妊・安産を願って創建されました。
山門を入ってすぐ目の前に受付があり、左になりひら桜が見えてきます。
【なりひら桜】
通称「なりひら寺」と呼ばれて、平安初期の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)が晩年を過ごした地です。
樹齢200年を超える「なりひら桜」と呼ばれるしだれ桜が有名です。
【庭園・三方普感(さんぽうふかん)の庭】
本堂から上がり、高廊下を進むと、三方普感の庭に植えられたなりひら桜を見上げることができます。
ヒラヒラと花びらが散っていました。
【本堂】
本堂の屋根は鳳輦(ほうれん)形という神輿をかたどったもので、江戸中期の建立です。
本堂を横から見ると鳳輦形ということがよく分かりますね。
御本尊・延命地蔵菩薩(秘仏)は、御腹に巻かれた腹帯で染殿皇后が安産されたことから腹帯地蔵尊と呼ばれ、子授けや安産の信仰を集めています。
おいづる観音と呼ばれる、花山法皇(かざんほうおう)が西国三十三番礼所を巡拝する時に背負っていた自作の観音様が安置されています。
本堂の屋根の裏側にハートを発見❤️
ここから本堂の裏側にある山道を登りました。
【在原業平の墓】
【塩竃跡】
在原業平は、勢いのあった藤原氏におさえられ『十輪寺』に隠棲(いんせい)して、塩焼きで心を慰めていました。
ある日大原野神社にかつての恋人二条后が訪れたときに、塩を焼きその紫煙に思いをたくしたと伝わっています。
在原業平の墓や、塩竃跡のある裏山からなりひら桜を見下ろすことができます。
美しい〜❤️
【鐘楼】
御朱印帳をいただきました。
飼い猫の「序音(じょね)」ちゃんの御朱印帳で、裏表紙はなりひら桜をじょねちゃんが眺めています🤣🤣
「岩合光昭の世界ネコ歩き」に登場して人気となっているそうです。
季節の限定御朱印です。
『十輪寺』は地図で見ての通り山の中にあるので、自転車(電動ではありません😭💦)で行くのは大変なのですが、なりひら桜を見たくて朝9時半ごろ行ってみました。
朝早かったため人もあまりいなくて、じっくりなりひら桜を楽しむことが出来ました。
雲一つない青空に、薄ピンクの桜が映え、テンションが上がりました❤️
じょねちゃんには会えなかったけど、大満足です。
また紅葉の季節にも行ってみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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