こんにちは、あとりです❤
20年10月21日
京都、『泉涌寺』に行ってきました。
前回からの続きです。よかったら見てください⤵️
【舎利殿】
舎利殿は「仏牙舎利」(お釈迦様の歯)を奉安する特別な建物です。
舎利殿は寛文8年(1668年)皇居の建物を下賜されて移築し重層に改築されました。
舎利殿内部は通常非公開です。
今回「令和2年度 第56回京都非公開文化財 特別公開」で拝観することができました。
拝観料に、限定御朱印つきでした。
舎利殿内部の「仏牙舎利」の右に「月蓋尊者像(重文)」、左に「韋駄天像(重文)」が安置されていて、舎利を守護する姿があらわされています。
謡曲「舎利」では、この舎利殿が舞台となっていて、足疾鬼が舎利を奪って飛び去ったところ、舎利を守る韋駄天が足疾鬼を追いつめ舎利を取り返すというお話です。
また、内部の天井は鏡天井で狩野山雪の雲龍図「鳴き龍」が描かれています。
ガイドの方から説明を聞きながら、韋駄天像など特別に間近で見ることができました。
「鳴き龍」の由縁は、声などが場所によって響き、龍が鳴いているように聞こえることからだそうです。
「雲龍図 鳴き龍」も素晴らしかったのですが、天井部に描かれていた天女の絵が色も鮮やかに残っていて本当に素晴らしかったです。天女や鳴き龍など上を見すぎて首が痛くなりました。
【霊明殿 唐門】
【霊明殿】
霊明殿は歴代天皇、皇后、親王方の御尊牌(お位牌)をお祀りした場所です。
こちらも通常非公開です。
【勅使(ちょくし)門】
勅使門は皇族の方や天皇の勅使が寺を訪れた時に開けられる門です。
こちらの奥の白い建物(本坊)で、御朱印がいただけました。
この奥の御座所は特別拝観で拝観料300円でした。
御座所は皇族の御陵・霊明殿への御参拝の際の休憩されるための場所です。
文化15年(1818年)に建てられた御所内の旧「皇后御里御殿」を、移築したものです。
御車寄から続く一棟には、侍従の間、勅使の間、玉座の間、女官の間、門跡の間、皇族の間の6部屋に分かれています。
玉座の間は一段高くなっていて特徴のある違い棚が見られます。また、江戸時代の宮廷絵師・土佐派の筆による「錦花鳥」障壁画で飾られています。
この玉座の間の「錦花鳥」の障壁画が、金色の地に大柄の花や鳥がカラフルに描かれていてかわいかったです。
女性が好きそうな華やかな感じでした。
右の建物は「霊明殿」です。
美しく、目を引きます。
【御座所庭園】
大門を入って左手奥の観音堂内に「楊貴妃観音像」が安置されています。
像の美しさから唐の玄宗皇帝が亡き楊貴妃の面影を写させて造らせたと伝えられていて、江戸時代初め頃から「楊貴妃観音」と呼ばれ信仰されています。
「楊貴妃観音」は美人・良縁祈願、恋愛成就のパワースポットとして人気があります。
小さなお堂でしたが、女性達が熱心に参拝していていました。
観音堂のそばに「宝物館 心照殿」があります。
「心照殿」では歴代天皇の御尊影・御遺品ほか、仏画・経典・古文書など貴重な寺宝を年四回の企画展によって展示しています。
「心照殿」は毎月第四月曜日は休館になります。
御朱印をいただきました。
こちらは「京都非公開文化財 特別公開」でいただいた限定御朱印です。
「仏牙舎利」「舎利殿」、また「泉山」と書かれています。
『泉涌寺』は「御寺」、「泉山」と呼ばれています。
『泉涌寺』は写真では伝わらないと思いますが、「仏殿」も「舎利殿」も圧倒されるほど大きく、存在感がありました。
また今回「霊明殿」は非公開で、外から見るだけでしたが、遠くからでも目を引くほど美しかったです。
「御座所」では庭園や障壁画が拝観できますし、「楊貴妃観音」では美人祈願もできました(笑)
『泉涌寺』は落ち着いた雰囲気の中、たくさんの見どころをゆったり見てまわることができました。
ではこの辺で❣️
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