あとりのやっぱり○○が好き❤

あとりです♥ファッション、おしゃれがすき❤茶トラの元保護猫を飼っています。京都在住で、京都観光や御朱印集め、美術館巡りにはまっています❤

【京都】『地蔵院(椿寺)』「京の冬の旅」に行ってきました。

こんにちは、あとりです♥️ 

 

京都、『地蔵院(椿寺)』、「京の冬の旅」に行ってきました。(25年1月11日)

 


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『地蔵院(椿寺)』は、バス停北野白梅町から徒歩約3分です。

 


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『地蔵院』は、通称「椿寺」と呼ばれる浄土宗の寺院です。

神亀3年(726年)、聖武天皇の勅願により、行基が摂津の昆陽池のほとりに建立したのがはじまりです。

その後京都の地に移されましたが、明徳2年(1391年)に合戦で焼失、足利義満により地蔵菩薩を安置して、金閣造営の余材で仮堂が建てられました。

天正17年(1589年)、豊臣秀吉の命により現在地に移りました。

 


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山門をくぐり、すぐ右側に「京の冬の旅」の拝観受付がありました。

「京の冬の旅」特別公開の本堂、観音堂内以外の境内は無料で拝観できました。

通常も建物内は非公開ですが、境内は無料で自由拝観できます。

 


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「第59回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」

地蔵院(椿寺)

25年1月10日~3月18日

拝観料 800円

 

「第59回京の冬の旅」で、「洛陽三十三所観音霊場」が再興20周年を迎えるのを記念して、第三十番札所『椿寺』が特別公開されました。

 


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【左→観音堂 右→本堂】

 


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本堂前には1本の木に白・赤・ピンク・絞りなどの花が咲き、花びらが一片ずつ散る「五色八重散椿(ごしきやえちりつばき)」があり、『椿寺』の愛称で親しまれています。

加藤清正豊臣秀吉に献上した椿を、近くの「北野天満宮」で行われた北野大茶会が縁で秀吉が寄進したと伝えられています。

現在の椿は樹齢約120年の2世代目で、開花時期は3月中旬から4月初旬頃です。

 

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23年3月16日に訪れた時のブログです。

「五色八重散椿」の花の写真をたくさん載せています。ご一緒にご覧ください⤵️

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拝観入口から、まず本堂へ行きました。

 


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本堂前の庭園です。

 


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【本堂】

 

ご本尊、五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来像が祀られています。

「京の冬の旅」で、本堂内のご本尊・五劫思惟阿弥陀如来像、天野屋利兵衛の木像、天野屋利兵衛愛用のそろばんなど公開されていました。

建物内は写真撮影禁止でした。

 

天野屋利兵衛は、赤穂浪士(あこうろうし)を援助した大阪、堺の商人で、晩年『椿寺』に隠棲し、義士の冥福を祈ったと伝えられ、境内には天野屋利兵衛の墓があります。

通常、天野屋利兵衛の木像は12月14日のみ公開され、そろばんは非公開です。

 


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【五劫思惟阿弥陀如来像のポスター】

 

ご本尊・五劫思惟阿弥陀如来像は、気の遠くなるような長い間、人々をどのように救おうか考えながら修行をしていたため、螺髪(らほつ、髪の毛)が伸びた姿を表しています。

ほっぺたがやわらかそうに丸く、頭も丸くて、子供のようにかわいらしく、親近感がありました。

通常本堂内は非公開で、正月三ヶ日のみ本堂参拝ができるそうです。

 


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【左→十一面観世音菩薩】

 

観音堂内も「京の冬の旅」で特別公開されていました。

洛陽三十三所観音霊場第三十札所の本尊・十一面観世音菩薩、脇士の雨宝童子、春日龍神が御開帳されていました。

通常は観音堂の外から御前立を参拝するのみで、御開帳は正月三ヶ日、春秋両彼岸中、8月23、24日限りです。

 

また、かつて「北野天満宮」の多宝塔に取り付けてあったという、極彩色の閻魔天と火天が描かれた扉も展示してありました。

これは『椿寺』の地蔵堂の扉として再利用されていましたが、損傷が激しくなったため、現在は観音堂内で保管展示されています。

 

観音堂は人が10人も入るといっぱいという感じで狭く、十一面観世音菩薩も扉の絵も間近で見ることが出来ました。

 

建物から出来ました⤵️

 


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地蔵堂

 

奥の地蔵堂に行きました。

通称、鍬形(くわがた)地蔵が祀られています。

昔、田畑に引き入れる水を独り占めしている男がいて、みんなに水を分けて欲しいとその男に言った人がいました。

怒った男は忠告した人の顔を鍬で傷をつけてしまいました。その傷ついた人の後を男がつけて行くと、地蔵堂に入っていきました。地蔵堂に安置されたお地蔵さまの顔には鍬の形の傷がありました。

それを見た男は反省し、みんなに水を分けました。

という伝説が残されていて、「鍬形地蔵」と呼ばれるようになりました。

顔の鍬の傷は、現在は修復されているそうです。

地蔵堂の外から、この鍬形地蔵を拝観することが出来ました。

 


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【世継地蔵尊

 

地蔵堂向かって左側にある世継地蔵尊です。

 


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世継地蔵尊から先に進むと、与謝蕪村の師、俳人・夜半亭巴人(やはんていはじん)(早野巴人)の墓があります。

晩年は宋阿と号しました。

 


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地蔵堂裏側です。

石仏が並んでいます。

 


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地蔵堂裏側から、墓地に向かいました。

 


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キリシタンの墓】

 


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【天野屋利兵衛の墓】

 

墓所はそれほど広くなく、天野屋利兵衛の墓もすぐに分かりました。

 

地蔵堂前にかえってきました。

地蔵堂向かって右側です⤵️

 


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観音堂

 


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観音堂向かって右奥です。

ほこらがありました。

 


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地蔵堂前から山門を見ています。

 


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山門と本堂の間に社務所がありました。

 


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特別公開限定御朱印をいただきました。

 

 

『椿寺』は2度ほど行ったことがありました。

今回「京の冬の旅」で通常非公開のご本尊・五劫思惟阿弥陀如来像、十一面観世音菩薩像が拝観できるとあって楽しみに行ってきました。

五劫思惟阿弥陀如来像は、1度見たら忘れられないくらい、髪の毛も、ほっぺたもやわらかそうでかわいらしく、特徴的でした。

ガイドの方の説明も丁寧で分かりやすかったです。

年に数日だけの特別参拝にはなかなか行けないので、「京の冬の旅」で拝観できてよかった❗

また、椿の花や、しだれ桜の花も見てみたいと思っています。

通常非公開の寺院の寺宝を拝観できるのは楽しいなぁ♥️

 

 

ではこの辺で❣️

最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️

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