こんにちは、あとりです♥️
京都、『観音寺』(出水の七不思議)に行ってきました。(25年1月24日)


『観音寺』は、バス停七本松出水から徒歩すぐです。


【山門】
『観音寺』は滋眼山と号する浄土宗の寺院です。
慶長12年(1607年)、梅林和尚が一条室町に創建しました。
その後天明の大火で建物や記録など焼失してしまったため、寺史の詳細は不明です。

山門は旧伏見城の牢獄の門を移建したと伝えられ、罪人を釈放するときにこの門の前で百回叩いたといわれ「百叩きの門」と呼ばれていました。また、門の扉は楠(くすのき)の一枚板で出来ていています。
夜に人の泣くような声が門から聞こえたため、「出水の七不思議」の一つに数えられています。

一枚板かどうかはよく分かりませんでした。
古い門でした。


毎月1日、「朝まいり会」が行われています。
また、インスタグラムもやっているそうです。

山門を入りました。


【本堂】

【庫裡】


【観音堂(千人堂)】
観音堂の御本尊・聖観世音菩薩は運慶の弟子の安阿弥(快慶)の造立といわれています。
もとは堀川一条にあり、明徳元年(1390年)、疫病が流行った時に死屍を捨てる者が多く、山名重氏が疫病を鎮めるために祈念し、霊験によって死屍を蘇生させたと伝えられています。
また、延喜18年(918年)に没した漢学者・三善清行の葬送の時に、子の浄蔵が一条戻り橋の上で父の葬列に出くわし、この聖観世音菩薩に祈り父を一時よみがえらせたと伝えられ、観音堂は「千人堂」と呼ばれ信仰を集めました。
慶長の時代(1596~1615年)にこの地に移されました。


【地蔵堂】
「よなき地蔵」と呼ばれ、子供の夜泣き封じの御利益があります。
本堂などお堂の中には入れませんでしたが、観音堂、地蔵堂の中は外からのぞいて拝観することが出来ました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
24年11月3日に「光清寺」の特別公開に行った時のブログです。
「出水の七不思議」の一つ「浮かれ猫」を拝見しました。本堂内に飾られている「浮かれ猫」の写真も撮りました。
ご一緒にご覧ください⤵️
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『観音寺』はたまたま山門前を通りかかり、山門が開いていたので拝観することにしました。
『観音寺』の解説の看板が出ていたので、それを読んで山門や観音堂、地蔵堂を拝観しました。
このブログを書くにあたり「出水の七不思議」についても調べてみました。
『観音寺』周辺は通常非公開の小さな寺院がいくつも点在している地域で、「出水の七不思議」の寺院も観光寺院ではなく小さな寺院ばかりでした。
観光寺院でなくても、伝説や歴史、地元に根付いたいわれがあるのが京都の面白いところ。
『観音寺』も「百叩きの門」や死屍がよみがえったという観音堂など面白かったです。
また、「出水の七不思議」めぐりをしてみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
お気軽にコメントや、ブックマーク、にほんブログ村に応援ポチッとしていただけるとうれしいです。あとり