こんにちは、あとりです♥️
京都、高台寺塔頭、『月真院』特別公開に行ってきました。(24年12月8日)


『月真院(げっしんいん)』は、京阪祇園四条駅から徒歩約15分です。

【山門】

山門向かって右です。
「御陵衛士屯所跡」の石碑がありました。
『月真院』は、元和2年(1616年)に創健した、臨済宗建仁寺派の高台寺塔頭寺院です。
慶応3年(1867年)3月から11月まで「御陵衛士(ごりょうえじ)」が屯所としました。
御陵衛士は、新選組の参謀で、熱烈な勤王主義者であった伊東甲子太郎(いとうかしたろう)ら十五名が孝明天皇のお墓の警護「御陵衛士」と称し、新選組から分派し結成しました。

伊東甲子太郎は常陸(ひたち)(茨城県)の出身で、学問優秀、北辰一刀流の剣の名手でした。
慶応3年11月18日夜、伊東は近藤勇から酒席の接待を受けた帰り、油小路木津屋橋で待ち伏せをしていた新選組に襲撃され絶命しました。
駆けつけた藤堂平助ら多くの同士も討ち取られ、御陵衛士の活動は終わりました。

山門向かって左です。

【山門】

山門くぐって右側です。

【本堂】


【庫裡】

【拝観口】
『月真院』は通常非公開です。
特別公開 ふすま絵と屏風の展示
24年12月6日~8日
拝観料1000円
特別公開を知り行ってきました。
写真撮影は建物の中もできました。



ふすま絵「龍降臨図」 梅邑(うめむら)筆

屏風 漫画家・貘九三口造(ばくさくぞう)筆
屏風は油小路事件を題材にした漫画「ABURA」の登場人物が描かれています。

建物の中から庭園を撮影しました⤵️


八坂の塔が見えました❗
紅葉が美しい❗



庭の奥に築山がありました。



『月真院』は通常非公開で今回12月6日から8日の3日間のみ特別公開されました。
私は「京都新聞」の記事で特別公開されることを知り、行ってきました。
「ねねの道」に面した山門前には、特別公開が行われているというお知らせの看板も何もなく、「入っていいのかなぁ?」っと不安に思うくらいひっそりとしていました。
本堂の建物の中にいる人に声をかけると、そこが拝観受付で、拝観受付を済ませて建物内に入りました。
特別公開が行われていると事前に知っていなければたどり着けない(🤣🤣)という感じで、建物の中には、お寺の方以外の拝観者は2、3人ほどしかいませんでした。
本堂から見渡せる八坂の塔と紅葉の見える庭園と本堂の一室、ふすま絵、屏風が拝観できました。




お寺の方にお話を聞くと、次回の特別公開の時期は決まっていないそうで、次回もおそらく「京都新聞」でお知らせするだろうということでした。
また、インスタグラム 月眞院 gesshinin.jp/
で予告するそうです。

【『月真院』のインスタグラム】
ご本尊は千躰地蔵菩薩で、ふすま絵「龍降臨図」の奥にいらして、非公開でした。

御朱印をいただきました。
『月真院』は特別公開にどうしても行きたくて、行ってきました🤣🤣
本堂で庭園を眺めている間、小雨が降っていたのですが、帰る間際に雨がやみ、日の光が当たり、青空も見れました❗
ゆっくり庭園を眺めることが出来、お寺の方ともお話をさせていただきました。
歴史についてあまり知らず、「御陵衛士」についても知らなかったのですが(すみません)、御陵衛士の屯所だったそうで、今回くわしく知る機会になりました。
また、違う季節の庭園も見たいので、特別公開に行きたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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