こんにちは、あとりです❤
20年2月26日
京都、『霊源院(建仁寺塔頭)』の「作庭拝観特別公開」を見学しました。
通常非公開だそうです。
今回石庭作りの現場に立ち合うことができました。
男性の何倍もあるような重さの巨石をクレーンで持ち上げ、石のどの面を正面に向けておくか、どちらを頭にして置くか、試行錯誤している様子を見学できました。
巨石をどのような配置にするか、場所や、石の見える向きの角度を調節したりを、クレーン車と男性3人がかりで行ない、造園家の方2人と住職さんが細かく指示を出していました。
私は、赤矢印の巨石を動かし、この位置におさまるまでを見学しました。
先が尖った方を最終、上に設置しましたが、下側は平らになっていました。まずどちらを上にするか、クレーン車で石を持ち上げて、立てかけた状態でどちらが良いか協議をしていました。住職さんの意見で、先が尖った方が良いということで、決まりました。
その後、お庭の正面から石のどの面が見えているのがいいのか、またクレーン車で持ち上げ、石の面の色やかたちを見ながら、協議していました。
この1つの巨石の状態や位置をきめるだけで1時間以上かかっていました。
現代ではクレーン車で巨石を動かせますが、昔は人力や馬や牛などの力で、動かし、巨石を設置していたんですよね·····。
今まで庭園を見学した時には「ステキ❤」なんて思っていましたが、大変な苦労がある事がわかりました。
作庭の様子を見学出来る機会はなかなかないと思いますので、今回特別に見学することが出来て、とても幸運でした。
御朱印をいただきました。
『霊源院』は通常非公開で、こちらの御朱印は新作だそうです。
左の御朱印のような庭園になるそうです。
『霊源院』のお庭は4月には完成するだろうというお話だったので、完成したお庭を楽しみにまた訪れたいと思っています。
ではこの辺で❤
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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