あとりのやっぱり○○が好き❤

あとりです♥ファッション、おしゃれがすき❤茶トラの元保護猫を飼っています。京都在住で、京都観光や御朱印集め、美術館巡りにはまっています❤

【滋賀県】草津、『旧和中散本舗 大角家住宅』に行ってきました。 特別公開

こんにちは、あとりです♥️

 

滋賀県草津、『旧和中散本舗 大角家住宅』に行ってきました。(24年5月24日)



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『旧和中散本舗 大角家住宅』は、JR手原駅からバスに乗り換え、バス停・旧和中散本舗下車徒歩約2分です。

私はJR手原駅から行きも、帰りも歩きました。徒歩約25分です。住宅街にある舗装道路のため、歩き慣れた方なら普通に歩けると思います。

JR、バスとも本数が少なく、時刻表の事前の確認を強くおすすめします。

JR手原駅から草津駅まで日中は1時間に1本しか電車がなく、帰りにJR手原駅で約40分待ちました。

 


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旧和中散本舗 大角氏庭園

春の特別公開

24年5月18、19、24、25、26日

秋の特別公開

24年9月21、22、23日

入館料500円

15分ごとにボランティアガイドが説明をしながら館内を案内してくれます。

 


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『旧和中散本舗』には10時15分過ぎに到着しました。

拝観受付をすませると、10時30分からガイドが案内をするということで、時間まで建物の外で待っていました。

周囲の建物を撮影したり、縁側に座って待つこともできました。

つばめが建物の中の天井部分に巣を作っていて、忙しそうに建物を出入りしていました。つばめは毎年巣を作っていて、人慣れしていて、すぐ近くを飛んでいました。

 


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『旧和中散本舗』のある栗東市六地蔵は、東海道草津宿と石部宿の中間にあって、古くから中間の宿として栄えていました。

約400年前(1615年~)、大きな梅樹の木陰で休む旅人に薬・和中散を売っていました。

江戸時代には薬を売る同業者が5軒に増え、その本家を是斎(ぜさい)と称し、是斎は大角氏を名乗りました。



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【看板】

 


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徳川家康の腹痛を治癒したことから、和中散の名が一層広く知られるようになりました。

現在の建物は昭和29年に重要文化財の指定を受けました。

 


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本陣の門と玄関です。門から中は立ち入り禁止となっています。

『和中散本舗』は店舗の建物の隣りに座敷を増築し、そこを小休み本陣と称し、公家や大名たちが休息に立ち寄りました。



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門の外からも、立派な欄間の鶴と亀の彫刻が見えました❗

 


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特別公開の日以外は店舗の建物の道路に面した扉は閉まっているそうですが、つばめが建物内に出入りするためこちらの本陣側の扉は開けているそうです。

 

道路を渡った向かいです⤵️

 


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【井戸】

 


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【薬師堂】

 

薬屋さんなので薬師如来が祀られています。

 


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薬師堂の奥の風景です。

 


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看板はひらがなで「わちうさん」

 


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店舗の建物前に戻ってきました。

 

10時30分からガイドの案内が始まり、建物の中に入りました。

写真撮影はできました。

 


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製薬場には直径4mにおよぶ木製の車輪があります。

 


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その車輪の中に2人が入り、足で踏んで車輪をまわすと、歯車がまわり、石臼が回転して薬草が粉末になります。その粉末を調合して薬が作られました。

製薬機は道路(東海道)から見えるようになっていて、動かすと大きな音がしたため、人寄せになったそうです。

こういった木製の製薬機が残っているのは珍しく、令和5年に人車製薬機が機械遺産に認定されました。

 


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こちらは薬を売る店舗として使われていました。

 


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店前は東海道で、たくさんの人が行き交っていて、その人たちを相手に和中散を販売していました。

建物の壁はあげ戸となっていて、道路側は大きく開いていました。

 


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【茶釜】

 

店頭にあるかまどでお湯を沸かして、薬湯が振る舞われていました。

 


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看板にひらがなで「わちうさん」と書かれています。

和中散の本家はどこかという本家争いの裁判に負けたため、漢字の「和中散」は使用できなくなりひらがなの看板にしたそうです。

当時は漢字は読めないがひらがなは読める人が多く、ひらがなの看板のおかげでますます繁盛したそうです。

 


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こちらはお賽銭箱ではなく、薬を買い求めるたくさんの客がいて忙しかったため、代金をこちらにまとめて入れて閉店してからお金を数えていました。

 


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店舗名を印刷した紙で薬を包んでいました。

 


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つばめの巣

この建物、重要文化財に指定されているんだよ~❗🤣🤣

 


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本陣の玄関の欄間の彫刻を間近で見ることができました❗

美しい♥️

 

 

では次回に続きます❣️

最後までお読みいただきましてありがとうございます❤

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