こんにちは、あとりです❤
20年2月26日
京都、『高台寺』に行ってきました。
前回からの続きですので、よかったら見てください⤵️
(霊屋(おたまや))
霊屋は内部の左右の逗子(ずし)(→仏像などを納める仏具)に秀吉とねねの木像が安置されています。
ねねが生前から用意していた霊廟(れいびょう)(→特定の人物が祀られている場所)で、霊屋の木像の床下2メートルほどの場所にねねは葬られています。
(下側→「花いかだ」)
霊屋内部の中央の階段や、厨子扉には「花筏(はないかだ)」「楽器尽くし」など、華麗な蒔絵(まきえ)(→漆(うるし)工芸技術の一種)が施されています。
秀吉に仕えた蒔絵師・幸阿弥長晏(こうあみちょうあん)の一門が手がけた「高台寺蒔絵」は一世を風靡しました。
『京の冬の旅』で『高台寺』の霊屋の室中が初めて公開されました。
(今回の『京の冬の旅』での『高台寺』の特別公開は20年3月1日までとなります。)
霊屋室中の秀吉とねねの木像や、蒔絵を間近に見ることができました。
霊屋室中特別公開記念「大随求」御朱印
期間は20年3月1日まで(なくなり次第終了)
(茶室・傘亭)
(茶室・時雨亭)
(勅使門)
高台寺の方丈前庭は、しだれ桜が見事でした。桜の名所としてガイドブックによく載っていますので、桜の時期に行ってみたいなぁと思いました。
また、方丈の襖絵を新しくしているらしく、襖をはめ込む作業をしていました。散りゆく桜と夜桜の襖絵だったと思います。現代的な襖絵でした。桜の時期に合わせて公開されるのかもしれません。
(追記→高台寺では、夜間特別拝観が20年3月6日から5月6日まで行われます。
方丈前庭に、満月を書いた陶板画を勅使門前に配し、しだれ桜との競演を楽しめます。
しだれ桜は3月下旬には見頃を迎えるそうです。
隣接する「圓徳院」でもライトアップが行われます。
日没とともにライトアップされ、午後9時半に受け付け終了、拝観料が必要です。)
(20年3月26日追記→→女性日本画家の武市斉孝画伯が方丈の襖絵を描き奉納しました。
襖絵「観月の心~さくらに願いを込めて」
が20年3月6日から5月31日まで公開されます。
5月6日までは夜間特別拝観があり、ライトアップも行われます。)
池のある庭園(池泉回遊式庭園)は、訪れた時はくもっていたため残念ながら、池の周りの木々や渡り廊下が、池の中に映りこむ風景は見られませんでした。でも、池があることで、庭園の様子が複雑になっていて、奥行きや広がりが出ていて、迫力がありました。
臥龍廊も素晴らしかったです。
霊屋の室中もステキでした。
秀吉とねねはその当時ねねの身分としては珍しく恋愛結婚で、ねねの家柄の方が上だったそうです。
霊屋はねねが生前につくった霊廟だったそうで、現代ならば、お墓です。秀吉とねねの木像が安置されています。つまり夫婦で同じお墓に入ったということですよね。(秀吉はこの霊屋には葬られていませんが·····。)
現代は夫婦別々のお墓に·····という流れになりつつありますが(笑)、ねねの死んでも一緒にいたいという気持ちが伝わってきます。
私だったら、旦那とほぼ同時に死んだら一緒のお墓に入るかなぁ。でも多分私の方が長く生きるので(旦那は10才年上なので)、もしかしたら再婚するかもしれません(笑)
また、訪れた日は霊屋の漆(うるし)の補修工事が終わったばかりだったそうで、建物の外側の柱などがキレイになっていました。
ではこの辺で❤
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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