こんにちは、あとりです❤
20年2月26日
京都、東山、『高台寺』に行ってきました。
(庫裡)
『高台寺』は慶長11年(1606)、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室の北政所(きたのまんどころ)ねね(出家して高台院湖月尼と号す)が建立しました。
造営に際して、徳川家康から多大な財政的援助を受けたため壮麗をきわめました。
開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭、表門など開山時の建物が現存していて、華やかな桃山文化を偲ばせる建築や寺宝が数多く残っています。
(遺芳庵)
(開山堂と、観月台)
観月台は、開山堂と書院を結ぶ回廊の中央にある台で、月を観るために設けられました。秀吉とねねはここから池に映る月を愛でていたといわれています。
開山堂から霊屋までの敷地で、2つの池と石組が配置された池泉回遊式庭園は、作庭家・小堀遠州(こぼりえんしゅう)が手掛けました。
国の史跡・名勝に指定されていて、桃山文化の結晶と言われる名庭です。
小堀遠州は茶の湯や和歌にも造詣が深い、徳川幕府の大名でした。御所や城などの建築や造園に携わり、高台寺や二条城の二の丸庭園を手がけています。
(臥龍廊)
開山堂と霊屋をつなぐ屋根付きの廊下は、瓦屋根が龍の背のウロコのように見えることから、臥龍廊と呼ばれています。
今回一番楽しみにしていたのはこの、臥龍廊でした。かわらの色もツヤも、そして急な角度で登っていく感じも龍のように見えました。
(開山堂)
(方丈前庭)
立砂や砂紋で構成されている方丈前庭は「波心庭(はしんてい)」と呼ばれています。
春にはしだれ桜が咲きます。
今回この方丈に、ポルトガルから秀吉へ献上された宮廷用ペルシャ絨毯を仕立て替えた「鳥獣文様陣羽織」やねねの「唐織小袖(からおりこそで)」(ともに複製だそうです)を展示してありました。
御朱印帳(3000円)
ねねの「唐織小袖」の「山道に菊桐紋と枝垂桜文様段替り」をデザインに用いた御朱印帳。限定600冊だそうです。
御朱印もいただきました。
次回に続きます。
ではこの辺で❤
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
お気軽にコメントや、ブックマーク、にほんブログ村を応援ポチッとしていただけるとうれしいです。あとり