こんにちは、あとりです❤
京都、『革堂(行願寺)』に行ってきました。(22年1月28日)
『革堂(こうどう)(行願寺(ぎょうがんじ))』は地下鉄京都市役所前駅から徒歩約8分です。
【山門】
寛弘(かんこう)元年(1004年)、開山・行円(ぎょうえん)が京に上がり、賀茂の神木で御本尊・千手観音像を造り、祀ったのがはじまりと伝わっています。
行円は仏門に入る前、狩猟を生業としていましたが、山中で雌鹿を射止めた時に、死んだ雌鹿の腹の中から子鹿が誕生するのを見て後悔しました。その雌鹿の皮を衣にして憐れみ、仏門に入りました。
それ以降、行円は常に皮の衣を着ていたので「皮聖(かわひじり)」と呼ばれ、革堂の名もこれに由来しています。
【手水舎】
【本堂】
本堂には御本尊・千手観音像(秘仏)が祀られています。
1月17日、18日にご開帳されます。
天井に約100枚以上の花と鳥が組み合わされた木の彫刻が施されています。
この彫刻が見たくて今回行ってきました。
本堂の中には入れず、赤い大きな提灯の下から本堂内を覗いて見るという感じでした。
これで外から天井を拝観することが出来ました。
重厚な濃い茶色をした、丸くて立体的な彫刻がたくさんありました。
しかし・・・暗くて遠いので花とか鳥とかの細かい部分はよく分かりませんでした。
本堂の前にありました。
「革堂の幽霊絵馬」という伝説が残っています。
江戸時代末期、革堂の近所の質屋に奉公していたおふみという子守りの娘がいました。
おふみは革堂で子守りをしているうちに、御詠歌(ごえいか)を覚え、子守唄のように歌っていると、子どもも御詠歌を覚えてしまいました。
それを質屋の主人が見咎め、おふみを折檻して殺してしまいました。
主人はおふみの遺体を土蔵に隠し、おふみの両親には行方不明になったと伝えました。
おふみの父親が革堂の観音様にすがると、おふみの幽霊が現れ、殺されたことや、鏡とともに弔って欲しいと伝えました。
父親はおふみの亡霊を絵馬に描かせ、鏡とともに革堂に奉納しました。
8月21日~23日は幽霊絵馬供養の行事が行われます。
ここからは⤵️本堂向かって左へ進んでいきます。
【愛染堂】
【寿老人神堂】
寿老人を祀る御堂で、都七福神まいりの札所となっています。
【七福神像】
赤い帽子とマフラーが微笑ましいですね❤
【庫裏】
鬼瓦が大きくて見事でした‼️
【鎮宅霊符神堂】
鎮宅霊符神(北辰妙見菩薩)を祀っています。
【鐘楼】
鐘楼の横にあった石仏です。
【加茂大明神五輪塔】
大きな五輪塔の水輪の部分に加茂大明神が祀られています。
この奥は行き止まりになっています。
奥の方まで行っている人は少なかったのですが、五輪塔や庫裏の鬼瓦など見どころがありました。
近年は地域猫のねぐらや餌場として提供していて「猫の寺」と呼ばれています。
グッズの販売や募金を餌代としています。
今回ねこちゃんには会えませんでした😭💦💦
御朱印をいただきました。
以前からずっと「行ってみたいなぁ」と思っていたお寺で、本堂の天井の彫刻もこの目で見れたので、大満足でした。
またいつか特別公開などで、間近で天井の彫刻を見てみたいなぁ‼️と思っています。
ねこちゃんにも会いたかったよぅ。
ではこの辺で❣️
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