こんにちは、あとりです❤
20年2月8日
京都、『観智院(東寺塔頭)』に行ってきました。
『観智院』は真言宗総本山、東寺の別格本山です。
『東寺』の北側にあります。
建物の中に入り、拝観料を払います。
今回は『京の冬の旅』の東寺の五重塔の初階特別公開との組み合わせでした。
(涅槃禄~長者の庭~)
枯山水様式で、真言密教の無限の宇宙観と涅槃寂静の境地を表しています。
客殿(国宝)の上段の間の床の間には宮本武蔵筆の2羽の「鷲の図」が、描かれています。
(パンフレットを抜粋させていただきました。)
また、襖絵に同じく宮本武蔵筆の「竹林の図」が描かれています。
宮本武蔵は吉岡一門との3回もの死闘を勝利しました。その後、吉岡一門の恨みを買い命を狙われたため、こちらの『観智院』にしばらく隠れ住んでいました。
吉岡一門との決闘が、宮本武蔵21歳の時で、上記の「鷲の図」と「竹林の図」が描かれたのは、宮本武蔵22歳、23歳の頃といわれています。
シンプルな構図で、余白が大胆に広がり、絵の部分はどちらも思い切りと勢いがありました。鷲は眼光鋭く、今にも飛び立っていきそうなほどでした。
20代前半の宮本武蔵が、ここに住んでいて、この絵を描いたのかという驚きがあります。京都観光には建物や、襖絵や、お庭を見るだけではなくて、歴史上の人物と出会う楽しみがあります。
内庭もステキでした❤
あと書院の襖絵もステキです。
虚空像とは知恵を無尽に蔵していることをいいます。五大虚空像はその知恵を五つに表したもので、息災増益の祈願のための本尊となっています。
右から、獅子、象、馬、クジャク、カルラに乗っています。
カルラ(迦楼羅)とは、インド神話に登場する大きな神鳥です。金色で、鷲(わし)に似ています。口から火をはき、蛇や竜を食べ、退治します。日本に入り、後にカラス天狗のモチーフになったといわれています。
私は馬か象に乗りたい。クジャクもカルラも乗り心地悪そう(笑)
(御朱印もいただきました。)
ではこの辺で❤
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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