こんにちは、あとりです♥️
京都、『平等寺(因幡堂)』「京の冬の旅」に行ってきました。(25年2月12日)
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23年5月1日に『因幡堂』の特別公開に訪れた時のブログです。
境内の写真やくわしい説明も載せていますので、ご一緒にご覧ください⤵️
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『平等寺(因幡堂)』は、長保5年(1003年)創健の真言宗智山派の寺院です。
「因幡堂縁起」によれば、天徳3年(959年)、貴族の橘行平が、赴いた因幡国(現在の鳥取県)で病気になりました。
夢のお告げにより海中から薬師如来像を引き上げ、お堂に安置すると病気が治り、行平は帰京しました。
ある夜夢のお告げを見た後、行平が屋敷の門を開けると行平を追って飛来してきた薬師如来像が立っていました。その後、行平は屋敷をお堂に改め『因幡堂』と名付けました。
【「京の冬の旅」拝観受付】
「第59回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」
25年1月10日~3月18日
拝観料 800円
ご本尊・薬師如来立像、清凉寺式釈迦如来立像、如意輪観音像など拝観しました。
因幡国から飛来してきたと伝わるご本尊・薬師如来立像は車輪(コロ)がついた厨子(ずし)に納められているのが特徴的です。
度重なる火災時に、厨子ごと素早くご本尊を運び出しその難を逃れてきた歴史があります。
避難の際に頭を守る頭巾(ずきん)を被っているため「ずきんのお薬師さん」と呼ばれ親しまれています。
ご本尊・薬師如来像の厨子の横に鏡が置いてあり、厨子の裏側にある車輪を見ることが出来ました。スケボーのようになっていました。
ご本尊を火災から守り抜きたいという人々の強い思いが伝わってくるようでした。
清凉寺式釈迦如来立像は京都嵯峨「清凉寺」のご本尊・釈迦如来像を模したもので、建保元年(1213年)作です。
ガイドの方のくわしい説明をききながら清凉寺式釈迦如来像を間近で拝観出来ました。
髪の毛は螺髪(らほつ)ではなくウェーブのようになっていること、衣が折りたたまれるように細かく美しく波打っていること、など拝観しました。
建物前にあった「贔屓(ひいき)」です。
本堂へ行きました⤵️
【本堂】
鐘の上の、立体的な龍などが黄金色に輝く額が目を引きました❗
『因幡堂』では「保護犬猫譲渡会」など保護犬、猫の活動が行われています。
猫の缶バッジのガチャガチャがありました❗
猫やインコ、犬などの御朱印帳や、お守りなどの授与品もありました。
また、フェアトレード(発展途上国の人々の生活を守るために公正な取引を行うこと)のエコバッグやTシャツが販売されていました。
観音堂へ行きました⤵️
【観音堂】
観音堂では、二体の十一面観世音菩薩像など特別公開されていました。
洛陽三十三所観音霊場第27番札所です。
【歓喜天】
観音堂向かって右横にありました。
【地蔵堂】
本堂北側にあります。
こちらでは、毛髪織込み光明真言や、「因幡堂縁起」絵巻など寺宝が公開されていました。
『因幡堂』では「京の冬の旅」の特別公開で、ご本尊・薬師如来像や、釈迦如来像など間近で拝見出来て感動しました。
とくに釈迦如来像は、ガイドの方の説明をききながら、服のシワまでじっくり拝観しました🤣🤣
本堂など、薄暗く、離れた場所に安置されていると細かいところまでよく見えないことが多いのですが、『因幡堂』では間近で見れました。
展示されている場所も3ヵ所あり、見ごたえがありました。
また、フェアトレードや、保護犬、猫の活動をしていることも知りました。
いつか狂言も見てみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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