こんにちは、あとりです♥️
京都、南禅寺塔頭、『金地院』に行ってきました。(24年12月10日)
『金地院』は地下鉄蹴上駅から徒歩約5分です。
【大門】
『金地院』は、応永年間(1394年~1428年)、大業徳基が足利義持の帰依を得て、洛北の鷹峯に創立した禅宗の寺院がはじまりです。
慶長10年(1605年)ごろ、以心崇伝(本光国師)が現在地に移し再興しました。
崇伝は徳川家康・秀忠・家光の三代に亘って仕え、「黒衣の宰相」とも呼ばれ、寛永2年(1625年)、後水尾天皇より円照本光国師の号を賜りました。
【大門】
大門をくぐりました⤵️
大門後方の紅葉が美しかった❗
大門をくぐって右側に拝観受付がありました。
「三鈷(さんこ)の松」の葉が置いてあり、いただけました。
「三鈷の松」は三本にわかれた松の葉で、財布にいれるとお金が貯まるとか、タンスにいれると服が増えるとかいわれています。
私の前に入った外国の方が拝観受付に気づかず、拝観料を払わず境内の中に入ってしまいました。
それを拝観受付の方に伝えると、その外国の方を追いかけて行き拝観料を払ってもらっていて、拝観受付の方にとても感謝されました。
私が帰りに拝観受付前を通った時もお礼を言われました🤣🤣
拝観受付を済ませ、境内に入りました⤵️
【庫裡】
【明智門】
天正10年(1582年)、明智光秀が母の菩提を弔うため、黄金千枚を寄進して大徳寺に建立したものを明治時代に移築しました。
明智門をくぐりました。
向こうに見えているのは方丈です。
【方丈】
方丈を背にして、庭園をめぐりました⤵️
【弁天池】
【方丈】
【楼門】
【手水舎】
楼門を振り返っています。
門をくぐり、振り返っています。
寛永5年(1628年)、崇伝が徳川家康の遺髪と念持仏を奉納して造営しました。
拝殿天井の鳴龍は狩野探幽の筆、三十六歌仙の額は土佐光起の筆、歌は青蓮院宮尊純法親王の御筆跡です。
面白い形の灯籠。
東照宮を振り返っています。
【方丈】
【鶴亀の庭】
向こうの山も美しい❗
【開山堂】
【方丈】
方丈(本堂、重要文化財)は、慶長16年(1611年)、崇伝が伏見桃山城の一部を徳川家光から賜り移築したと伝えられ、崇伝が諸侯との対面に使用した建物です。
ご本尊・地蔵菩薩が祀られています。
方丈にあがりました⤵️
枯山水庭園「鶴亀の庭」は、寛永7年(1631年)、小堀遠州作です。
(写真では分かりづらいのですが)赤丸の長方形の大きな平面石が東照宮の遥拝石で、青丸が東照宮、その右の白丸が鶴島です。
赤丸、東照宮の遥拝石の左側、黄丸が亀島です。
観光客が少なく、方丈前の広い庭園を独り占めすることが出来ました。
『金地院』は紅葉は少なめでしたが、所々にこの時期にしか見られない真っ赤な紅葉が見れられました。
13時30分からの特別拝観に参加しました。
拝観料とは別に特別拝観料(700円)が必要で、大門前の拝観受付まで払いに行きました。
この日は平日で、私の他に3人家族の方が参加していました。
時間になると係りの方が、ご本尊、庭園「鶴亀の庭」を丁寧に説明してくれ、その後方丈の建物の中に入り、長谷川等伯筆の「猿猴のふすま絵」小堀遠州作の茶室「八窓席」など拝観しました。
茶室に大根の絵が描かれているのが面白かった。
丁寧に説明してくれ、ふすま絵や屏風など間近で見れるので、時間があればぜひ参加されることをおすすめします。
【明智門】
【楼門】
境内の外から楼門を見ています。
御朱印をいただきました。
『金地院』ははじめて拝観しました。
常緑樹多めの庭園だったので、冬でも楽しめそうでした。
特別拝観は行こうかどうしようか迷いましたが、これは行って大正解でした。
ふすま絵など触れるぐらい近くで見ることが出来ました。
東照宮も龍の天井画や、建物のまわりの彫刻などもゆっくり見ることが出来ました。
観光客が少ない寺院をゆっくりまわりたい大人旅におすすめですね。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます♥️
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