こんにちは、あとりです❤️
京都、『曼殊院』に行ってきました。(23年5月25日)
『曼殊院(まんしゅいん)』は叡山電車・修学院駅から徒歩約20分です。
『曼殊院』の石碑がありました。
ここから、もう少し坂道を登って行きます。
【弁天堂】
「弁天堂」「曼殊院天満宮」の周囲は池や、木立が広がっています。
【勅使門】
勅使門の周囲の青もみじや、苔が濃く、美しい❗
22年11月18日に訪れた時のブログです。
勅使門周囲の美しい紅葉の写真を、たくさん載せています。
ご一緒にご覧ください⤵️
拝観受付までの参道も、青もみじが美しい❤️❤️
【拝観出入口】
『曼殊院』は、延暦年間(782~806年)に最澄が比叡山に一堂を建立したことがはじまりです。
明暦2年(1656年)に良尚(りょうしょう)法親王(桂離宮を作った八条宮智仁(としひと)親王の子)の時に現在地に移されました。
23年5月13日~6月30日
拝観料 1000円
拝観受付をすませ、建物の中に入りました⤵️
【庫裡】
特に「虎の間」のふすま絵がお気に入り。
ねこ好き、動物好きな方におすすめ❤️
威風堂々と歩く虎が、得意げにおしりをプリンとあげて、ゴキゲンで、すっごくかわいいです❗
【谷崎潤一郎寄進の鐘】
小書院へ移動しました⤵️
さつきの花が咲いていました。
小書院の奥に茶室「八窓軒」があります。
「八窓軒」は別途拝観料が必要です。
小書院の「富士の間」の額は松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)筆で、「閑静(かんじょう)亭」と書いてあります。
釘かくしは、富士の形に七宝の雲を配したものです。
「富士の間」「黄昏の間」には、狩野探幽筆の襖絵や、菊を型どった欄間(らんま)、「曼殊院棚」と呼ばれる違い棚など、見どころがたくさんありました。
【梟(ふくろう)の手水鉢】
小書院入口に置かれた「梟の手水鉢」です。
下の台石は亀になっています。
前回、この「梟の手水鉢」を見落としたので、今回はしっかり拝見❗❗
学生時代、野鳥の調査をしていた私は「これって、フクロウ❗❓」って思ったけど🤣🤣
【小書院】
大書院へ移動しました。
釘かくしや欄間など、細かいところまで凝っていて、見てまわるのが楽しかったです。
書院前は鶴島と亀島のある枯山水庭園です。
【坪庭】
宸殿に移動しました。
令和4年(2022年)5月に150年ぶりに宸殿が復興再建され、宸殿前庭の整備が終了しました。
これを記念して「国宝秘仏黄不動像特別公開」が行なわれ、国宝の「黄不動明王像」とその複製が並んで公開されています。
特別公開後、「黄不動明王像」は秘仏となり、公開されないそうです。
複製の「黄不動明王像」は色が鮮やかで美しかったです。
本物は、長い歴史を感じるような色のよどみ、重みがあり、不動明王の表情も、迫ってくるようなすごみを感じました。
宸殿前の庭園「盲亀浮木の庭」です⤵️
「黄不動明王像」が特別公開のあと秘仏となり拝観できなくなるときいて、「この機会を逃したら後悔する❗」と思い行ってきました。
複製と本物が並んで公開されていて、じっくり比較しながら拝見できました。
あざやかで透明感のある複製の絵、時間の経過とともに絵の具がにごり、深みのある絵となった本物。
絵の具の感じで、まったく違った印象を受けるのが面白かったです。
秘仏になってしまうのはさみしいですね。
また、『曼殊院』は建物内が広く、ふすま絵や欄間、坪庭など、見ごたえがありました。
特に「富士の間」の釘かくしの「富士山」は、雲の形が一つ一つ違っていて、遊びが感じられました。
欄間の菊の形も一つ一つ違っていて、じっくり見るのが楽しかったです。
前回は紅葉の時期、今回はさつきの花の時期にくることができました❤️
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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