こんにちは、あとりです❤️
京都、『本法寺』に行ってきました。(22年12月19日)
『本法寺(ほんぽうじ)』はバス停・堀川寺ノ内から徒歩約4分です。
【仁王門】
美しい仁王門ですね。
永享8年(1436年)、日親上人によって開創されました。
日親上人は将軍・足利義教(よしのり)の怒りにふれて投獄され、焼けた鍋を頭に被らされて「なべかぶり日親」と呼ばれました。
のちに許されて『本法寺』を再興しました。
日親上人が投獄中に、本阿弥光悦の曾祖父・清信が投獄され、日親上人と出会い、のちに『本法寺』は本阿弥家の菩提寺となりました。
仁王門をくぐりました⤵️
【摩利支尊天】
仁王門をくぐって、すぐ右に摩利支尊天がありました。
【多宝塔】
こちらの多宝塔も美しい❤️
仁王門を振り返っています。
左に「摩利支尊天」があります。
【本堂】
【長谷川等伯像】
【本阿弥光悦お手植えの松】
本堂向かって左側に、「長谷川等伯像」と「本阿弥光悦お手植えの松」がありました。
本堂内は非公開でした。
【鐘楼】
こちらの鐘楼も美しい❤️
【経蔵】
天明8年(1788年)の大火の時に、経蔵と宝蔵のみ残りました。
鐘楼、経蔵は、境内の南側の端にありました。
【開山堂】
【唐門】
【本堂】
【庫裡】
【大玄関】
庫裡(拝観受付)から建物内に入りました⤵️
唐門の向こうに、本堂、多宝塔、開山堂が見えました。
「十(つなし)の庭」です。
庭に置かれている石の数が九つで、見る人の心にもう一つの石(意思)があることから、「十の庭」と名付けられました。
「十(つなし)の庭」と読むのは、数字の一から九は「ひとつ、ふたつ」と「つ」がつくのに、「十(とう)」は「つ」がつかないことから「十(つなし)」とされています。
長谷川等伯筆「佛涅槃図」(重要文化財)の複製が展示してありました。
真筆は毎年3月14日~4月15日の期間に拝観できます。
「佛涅槃図」は縦約10m、横約6mあります。
今回、原寸大の「佛涅槃図」の複製を拝観しました。
下からだけではなく、階段を登った先にある2階から、目線が上がったところからも「佛涅槃図」をじっくり拝観出来ました。
「佛涅槃図」の絵の中に、長谷川等伯の姿も描かれていました。
長谷川等伯や、本阿弥光悦についての説明文もあり、興味深く拝見しました。
書院へ移動しました⤵️
【書院】
【光悦のつくばい】
本阿弥光悦遺愛の手水鉢です。
【左真ん中あたり➞光悦垣】
ここから「巴の庭」です⤵️
本阿弥光悦によって造られたといわれる「巴の庭」です。
3ヶ所の築山で、巴紋を表現していて「三巴の庭」と呼ばれますが、経年によって巴の形は分かりづらくなっています。
「巴の庭」東南隅の石組みの枯滝です。
半円を2つ組み合わせた円形石が日蓮の「日」を、切石による十角形の蓮池が日蓮の「蓮」を表しています。
お寺からいただいたパンフレットを現地で読んでいなかったので「あの庭の真ん中にある不自然な池はなんだろう❓」とずっと思っていました🤣🤣
パンフレットを読めば、「日蓮を表しているのか、そうなんだ。」って分かりましたが、それを知らないでお庭を見ると、池が庭園の調和を乱しているように見えました。
そのため、池が写らないように、遠目の座敷の中で写真をたくさん撮りました。(すみません🤣🤣)
建物内から出ました。
帰りはこちらの小さな門から出ました。
御朱印をいただきました。
下は限定御朱印です。
『本法寺』は今回はじめて行きました。
仁王門や多宝塔、唐門、鐘楼など美しく、木造建築物好きにはたまりません。
美しい建築物が、無料で自由拝観できる境内のあちこちにあり、ウハウハでした🤣🤣
また、長谷川等伯の「佛涅槃図」は今回は複製でしたが、見上げると首が痛くなるほどの大きさでした。
絵の細部まで見えるように高い場所からも拝見出来、展示方法を工夫されていておもてなしの心遣いを感じました。
『本法寺』は桜がとてもきれいなそうなので、また桜の時期に、複製ではない長谷川等伯筆の「佛涅槃図」を見に行ってみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
お気軽にコメントや、ブックマーク、にほんブログ村に応援ポチッとしていただけるとうれしいです。あとり