こんにちは、あとりです❤️
京都、『法界寺』に行ってきました。(22年10月13日)
『法界寺』はバス停・日野誕生院から徒歩すぐです。
バスは1時間に1、2本しかありませんので、バスに乗る場合はバスの時刻表の確認をお願いします。
【山門】
山門をくぐりました。
『法界寺』は、通称「日野薬師」、「乳薬師」と呼ばれています。
永承6年(1051年)に日野資業(すけなり)がこの地にあった日野家の山荘を寺に改めました。
日野家は藤原氏の北家にあたり、『法界寺』は日野家の菩提寺です。
山門を振り返りました。
浄土真宗の開祖・親鸞聖人は、日野資業から4代目にあたる有範(ありのり)を父に吉光女(きっこうにょ)を母として『法界寺』で誕生し、9歳までこの日野で過ごしました。
【拝観受付】
こちらで御朱印がいただけます⤵️
御朱印です。
【阿弥陀堂(国宝)】
阿弥陀如来坐像(国宝)を安置しています。
堂内の土壁に天女壁画が描かれていました。
阿弥陀如来像や、堂内の壁画(重要文化財)について、お寺の方が説明をしてくださいました。
阿弥陀堂の中は、写真撮影禁止でした。
間近で阿弥陀如来像や、天女の絵や、柱の曼荼羅の彩色画をじっくり拝観することが出来ました。
阿弥陀如来像は、そのまわりをぐるりと1周でき、裏側も拝観出来ました。
天女の絵や柱や壁に描かれた絵が大好きなので、感動しました。
また、毎年1月14日の夜、阿弥陀堂広縁で、信徒たちが下帯のみの裸で「頂来(ちょうらい)、頂来」と連呼しながら、激しくぶつかりあいます。
五穀豊穣、万民快楽、所願成就を願う行事です。
踊りに用いられた下帯は、妊婦の腹帯として厚い信仰をあつめています。
阿弥陀堂の裏にありました。
【薬師堂(重要文化財)】
『法界寺』の本堂で、御本尊・薬師如来立像(重要文化財)(秘仏)、十二神将立像(重要文化財)(非公開)を安置しています。
藤原家宗が、円仁(慈覚大師)より贈られた最澄(伝教大師)自刻の薬師如来の小像を祀っていました。
その後、日野資業が御本尊・薬師如来像を造り、最澄自刻の薬師如来の小像を胎内に納め、薬師堂に安置しました。
御本尊・薬師如来像は胎児をやどす姿とみられ、古くから安産・授乳のご利益があると女性の厚い信仰をあつめました。
薬師堂前あたりから見た蓮池です。
境内には蓮池がありました。
蓮の花の咲いている時期に見てみたいと思っています。
境内から出ました⤵️
駐車場から見た蓮池です。
『法界寺』は、名前だけは知っていたのですが、なかなか行く機会がなく、今回はじめて行ってみました。
国宝の阿弥陀堂は、秋晴れの青空を背負って、息を飲むような美しさでした。
蓮池も素晴らしかった。
隣接していた「日野誕生院」は、補修工事中で、境内は立ち入り禁止となっていました。
「日野裸踊り」を見てみたい、蓮の花の時期や、「日野誕生院」も拝観したいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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