こんにちは、あとりです❤️
京都、松尾、『西芳寺(苔寺)』に行ってきました。(22年5月21日)
前回からの続きです。
前回はオンラインからの申し込み方法をくわしく書いています。
よかったら見てください⤵️
【本堂(西来堂)】
受付を済ませ、衆妙門をくぐると、すぐに本堂が見えてきます。
本堂のまわりにツバメがたくさん飛び回っていました。
【本堂】
『西芳寺』は世界文化遺産に指定されていて、通称「苔寺」と呼ばれています。
推古年間(554~628年)、この地に聖徳太子の別荘があったと伝わっています。
前身の「西方寺」は、行基が開山した四十九院のうちの一つでした。
後に夢窓疎石(むそうそせき)が禅の修行道場として中興し、『西芳寺』と改めました。
本堂に上がりました。
御朱印はこちらでいただきました。
苔の庭園をまわる前に、まず本堂で心を落ち着かせて写経をします。
本堂には御本尊・阿弥陀如来像が安置されています。
京都画壇の中心画家・堂本印象が、1969年の本堂の再建に合わせ、堂内の104面の襖絵を作成しました。
一部の襖絵は冬の参拝期間のみ公開されます。
この堂本印象の襖絵が素晴らしかったぁ❣️
襖絵を一目見ただけで「堂本印象だ。」って分かるくらい特徴的な黒の勢いのある線の襖絵でした。
黄金地にカラフルな模様の襖絵もステキでした。
襖の引き手も堂本印象が造っていて、独特な面白い形をしていました。
これはぜひ間近で見て欲しい❗❗(興奮🤣🤣)
襖絵は奇抜なのに本堂にしっくり合っていて、惹き込まれるくらい素晴らしかった。ますます堂本印象画伯が好きになりました❤️
いつか冬の参拝期間に行って、襖絵の特別公開を見てみたい❗❗
ここから庭園へ向かいました⤵️
【庫裡】
庭園は国の史跡及び特別名勝に指定されています。
作庭の名手である夢窓疎石による設計で、金閣寺・銀閣寺の建立時には見本にしたといわれています。
【茶室・少庵堂】
上段に現存最古の枯山水の庭(通常非公開)、下段は「黄金池(おうごんち)」を中心とした池泉回遊式庭園に分かれています。
こちらは池泉回遊式庭園で、「黄金池」には3つの島が配されています。
また、3つの茶室が園路沿いに並びます。
「苔寺」と呼ばれていて、約120種類の苔が自生しています。
【茶室・湘南亭(重要文化財)】
湘南亭は、千利休の養子・千少庵(しょうあん)が再建しました。
明治時代、岩倉具視が一時隠棲したことがあります。
【茶室・潭北亭】
苔が美しい〜❤️
庭園の北側は竹林になっていました。
向こうに見えるのが観音堂です。
【向上関】
上段にある枯山水庭園へ向かう向上関です。
ここから先は通常非公開で、立ち入り禁止となっていました。
【茶室・少庵堂】
御朱印をいただきました。
『西芳寺』は「苔寺」と呼ばれている有名なお寺で、「いつか行ってみたい。」とずっと憧れていました。
拝観には事前予約が必要で、「なんだか難しそう・・・」と思っていたのですが、今回新緑と苔の美しい時期に合わせて行ってみることにしました。
ホームページからオンライン予約をしてみると、意外と簡単に予約を取ることが出来ました。
拝観料が4000円なので、「高いなぁ」とも思ったのですが、拝観してみるとお寺の方々のおもてなしも心地よく、写経体験や、庭園、堂本印象画伯の襖絵も素晴らしかったです。
特に庭園は、さすが「苔寺」と呼ばれているだけあって、広い庭園のどこもかしこも苔と新緑が美しかったぁ❤️
池があり、茶室があり、池の中に島があり、高台になった場所があり、と変化に富んだ庭園で見応えがありました。
またいつか紅葉の時期に、堂本印象画伯の襖絵の特別公開の時に行ってみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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