こんにちは、あとりです❤
21年2月5日
前回からの続きです。よかったら見てください⤵️
金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世に現したといわれています。
室町幕府は中国(明国)との交易を盛んに行い、華やかな公家文化と実質剛健な武家文化が融合した北山文化の中心地として発展しました。
応仁の乱でほとんどの堂宇を焼失し、残った金閣も昭和25年(1950年)に放火で焼失しました。
現在の金閣は昭和30年(1955年)に再建されたものです。
舎利殿「金閣」は高さ12.5mの、それぞれ異なる建築様式を用いた三層構造の楼閣です。
二層と三層は漆(うるし)の上から純金の箔(はく)が貼ってあります。
一層(初層)は平安貴族の建築様式・寝殿造(しんでんづくり)で、「法水院(ほっすいいん)」と呼ばれています。
最下層を貴族文化の層にすることによって義満自身の地位が貴族よりも上だという考えを示しているといわれています。
二層目は鎌倉時代の武家住宅様式・武家造(ぶけづくり)で、「潮音洞(ちょうおんどう)」と呼ばれています。
黒漆塗りの内部に岩屋観音像とそれを守護する四天王像が安置されています。
壁と高欄(建物のふち)に金箔が施されています。
三層目は義満が帰依した禅宗の様式・禅宗仏殿造で、「究きょう頂(くっきょうちょう)」と呼ばれています。
内部は桟唐戸や花頭窓を配した中国から伝わる仏間で、壁は金箔、床は黒漆で塗られていて、中央に仏舎利が安置されています。
建物内部は非公開です。
【鏡湖池(きょうこち)】
金閣のある鏡湖池を中心として、葦原島などの島々や、名石などが配された室町時代の代表的な池泉回遊式庭園です。
西の衣笠山を借景とする庭園は、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。
鏡湖池は極楽浄土の世界にある、7種類の宝石で出来た七宝の池を模して造られたといわれています。
鏡湖池に映る「逆さ金閣」はフォットジェニックとして有名です。
昭和62年(1987年)秋の改装工事の際に、漆の塗りかえや金箔の張り替え、天井画と義満像の復元を行いました。
総重量20kg、約20万枚の金箔の張り替えを行いました。
また、2020年秋にこけら葺き屋根の葺き替え工事が行われました。
約4ケ月かけ、二層と三層の屋根部分の約320平方メートルのサワラ板を約10万枚葺き替えました。
また屋根上に飾られた鳳凰の金箔の張り替えも行われました。
今回、改修工事を終え、キレイに生まれ変わった『金閣寺』が見たくて行ってみました。
天気がよく、青い空と青い池、金色に輝く金閣が見れました。
見た途端「わぁー❗」と声が漏れてしまうほど、美しかったです。
青い池に映る逆さ金閣もとてもキレイでした。
金閣の金色が日に輝いていて、この世のものとは思えないほどでした。
まさに極楽浄土を体感することができました❤
では次回に続きます❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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