こんにちは、あとりです❤
20年11月18日
京都、嵐山、『野宮(ののみや)神社』に行ってきました。
『野宮神社』は嵐山「天龍寺」の北側にあり、嵯峨野の竹林・「竹林の道」のそばにあります。
『野宮神社』は天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする未婚の皇女(天皇の娘)から選ばれた斎王が、伊勢神宮に向かう前に身を清めたところです。
また、源氏物語の「賢木(さかき)の巻」や謡曲「野宮」や、和歌などに登場する、歴史のある古社です。
『野宮神社』は日本最古の様式という黒木鳥居とくろもじの小柴垣に囲まれています。
黒木鳥居はクヌギの樹皮がついたままの鳥居で、邪気を防ぐといわれています。
【井戸】
龍神様がまつられている井戸で、健康、長寿、病気全快のご利益があります。
【御本殿】
中央の御本殿の御祭神は野宮大神(天照大神)で、健康と知恵授けの神様です。
【白峰弁財天】
白峰弁財天は財運・芸能の神様です。
また境内右手奥におまつりしてある白福稲荷大明神は子宝・安産・商売繁盛の神様です。
野宮大黒天様は縁結びの神様です。
『野宮神社』は良縁や子授け・安産のご利益を求めて、全国から多くの女性が参拝に訪れるそうです。
【神石(亀石)】
亀石をさすると願い事が1年以内に叶うといわれています。
【野宮の苔の庭園】
苔の庭園はじゅうたんを敷きつめたように、苔が豊かで美しく、京都随一といわれています。
また、神社の周辺の竹林は嵯峨野の竹林を代表するもので、昔から「野宮竹」の名で知られています。
竹の種類は真竹で、丈が長く、節が低く弾力があり、竹細工に最適です。
御朱印をいただきました。
『野宮神社』を訪れたのは平日でしたが、紅葉の時期でしたので、この日もたくさんの方が参拝していました。
参拝する方や御朱印やお守りを求める方で、列が出来ていました。
黒木鳥居は遠目に見ると黒っぽい鳥居でしたが、近くでよく見ると樹皮があり、また形も真っ直ぐではなく自然の樹木そのままという感じでした。防水、防腐加工としてニスのような、透明なもの(?)で表面を固めていました。
また、苔の庭園が素晴らしかったです。訪れた時も神社の方が散水されていて、きめ細やかに管理されていました。
この日はたくさんの方が訪れていて、ゆっくり拝観出来なかったので(←「嵐山の紅葉」を目的に行ったので仕方がないのですが・・・)また時期をずらして、ゆっくり拝観したいと思っています。