こんにちは、あとりです❤
20年11月5日
京都、祇園、『長楽寺』に行ってきました
『長楽寺』は八坂神社の南側の道を、東に長楽山を登っていきます。
八坂神社の正門・南楼門から徒歩約5分もかからないほどの距離ですが、緑に囲まれた落ち着いたお寺です。
『長楽寺』は延暦24年(805年)、桓武天皇の勅命によって伝教大師(最澄)を開基として創建されました。
御本尊は准胝(じゅんてい)観音像です。
平安時代、壇ノ浦の戦いで平家は破れ、平清盛の娘で、安徳天皇の生母・建礼門院は入水されるが助けられ、『長楽寺』で出家しました。
【客殿 双龍舞閣】
【本堂】
【鐘楼】
今回訪れた時は紅葉はまだでしたが、『長楽寺』は紅葉の隠れた名所で、この鐘楼の辺りは特に紅葉が美しい場所だそうです。
古来より「洛中随一絶景の霊地」として文人墨客にその景勝を愛でられ、「今昔物語」、「山家集」、「平家物語」など平安時代より有名な古典に数多く記されたお寺です。
【建礼門院塔】
【平安の滝・石仏群】
平安の滝の周囲に積まれた石垣の中に、石仏がいくつもあります。
【収蔵庫】
今回秋の特別公開で拝観することができました。(拝観料は650円でした。)
収蔵庫内には一遍上人像(重文)など公開されています。
【外史橋】
収蔵庫の横にある急な山道を登り、外史橋を渡りさらに進むと、市内を見渡せる絶景の場所があります。
また、幕末の最後の将軍、徳川慶喜ゆかりの「尊攘苑」や、幕末の文人・頼山陽の墓所がありました。
細い山道だったので1人で歩くには少し怖い感じがしました。
【庭園】
足利義政に仕えた相阿弥作の庭園と伝わっています。
御朱印をいただきました。
『長楽寺』は八坂神社から徒歩数分のところにありますが、ここまで足を運んでいる方はとても少なかったです。
境内でもほぼ私一人だけで拝観していました。
途中同じく一人旅の方とスレ違った時、お互い「人がいた‼」とギョッと驚いたくらいでした(笑)
でも、平安の滝の石垣のなかの石仏群を探したり、山道を登り絶景が見える場所まで行ってみたり、庭園を見ながらゆっくりくつろいだり、『長楽寺』は見どころが多く、のんびり過ごすことができました。
また、受付で『長楽寺』境内の案内図がいただけたので、境内を探索しながら拝観する楽しさが味わえました。
じっくりのんびり楽しみたい方におすすめのお寺でした。
ではこの辺で❣️
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