こんにちは、あとりです❤
20年11月5日
京都、『長楽館』に行ってきました。
『長楽館』は八坂神社のすぐそばで、円山公園に接した場所にあります。
『長楽館』は「たばこ王」と称された明治時代の実業家・村井吉兵衛によって建てられた建物です。
皇族や元勲、英国皇太子など国賓が多数滞在し、「京都の迎賓館」と呼べる建物でした。
「長楽館」の名称は、東側の窓からは長楽山が望め、館の完成直後に滞在した伊藤博文が
『この館(やかた)で遊ばば その楽しさや けだし長(とこ)しえなり』
と詠ったことから、「長楽館」と名付けました。また、伊藤博文は扁額にも書きました。
『長楽館』はルネッサンス様式を基調としていて、1、2階には洋室が並び、中3階、3階は書院造風の和室となっています。
明治後期における和洋折衷の住宅建築の代表例として評価され、建築当時の家具など30点を含め、京都市指定有形文化財に登録されました。
現在は、デザートカフェや、ブティック、フレンチレストラン、バー、ホテルとして営業しています。
こちらはデザートカフェ長楽館です。
こちらはデザートカフェ長楽館のトイレです。
ステキ過ぎません?(笑)
いつかデザートカフェ長楽館でアフタヌーンティーを楽しんでみたい❤
今回「京都非公開文化財特別公開」に合わせて行ってきました。
通常非公開の中3階、3階を拝観することができました。
茶室・長楽庵の見どころはニヶ所の丸型のステンドグラスで西側は「春の桜」、東側は「秋の紅葉」をデザインしています。和柄の花模様のステンドグラスはたいへん珍しい意匠とされています。
半月型の中央の飾り窓には、明治時代の建設当時の和ガラスが一部残っています。
最上階にある「御成の間」は格式の高い書院造の和室です。
天井にはバカラ社製のシャンデリアがあり、金箔を用いた襖絵のある、西洋と東洋の文化が融合した空間となっています。
東側の窓からは長楽山が、飾り窓からは眼下に円山公園が望めます。
『長楽館』は外観は洋館で、1、2階は豪華な調度品のある洋室です。
通常非公開の中3階への階段を登ると、突然和の空間になります。部屋も廊下も、ふすまやたたみ、床の間など、木の「和」となります。
茶室にいると、どこかのお寺の茶室にいるような感覚になりました。
帰りに思わず館を見上げて、3階の部分を観察してみましたが、部屋が和室になっているとは、外観からまったく想像もつかない感じでした。
よく見ると窓からふすまが見えます。
また、茶室のステンドグラスがとてもステキでした。
こちらは「京都非公開文化財特別公開」の「拝観の手引」の表紙です。
「秋の紅葉」のステンドグラスです。(実物は丸型です。)
茶室・長楽庵の「春の桜」「秋の紅葉」2つのステンドグラスと和ガラスが雰囲気がありステキでした。
やっぱりステンドグラスっていいなぁ…と再確認出来ました。
「御成の間」のふすまには、波の上を飛ぶ千鳥が描いてあり、海がテーマになっていました。棚に描かれていた、貝の絵がイタズラ書きのようでかわいかったです(笑)
景色も素晴らしかったです。
伊藤博文がうたを詠ったのもよく分かるような風景でした。
ではこの辺で❣️
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