こんにちは、あとりです❤
20年9月29日
京都、『二条城』に行ってきました。
前回からのつづきになります。よかったら見てください⤵️
【唐門(重文)】
二ノ丸御殿の正門にあたり、切妻造、檜皮葺の四脚門で、その屋根の前後に独特のカーブを描く唐破風がついています。
柱から上の空間全てに豪華絢爛な極彩色の彫刻が入っていて、長寿や吉祥(きっしょう)を意味する松竹梅や鶴、亀、蝶や牡丹(ぼたん)などが見られます。
また、聖域を守護する龍や虎、唐獅子などの霊獣も見られ、唐獅子は全部で10頭もいます。
2013年の修復工事によって、再び黄金の輝きを取り戻しました。
二条城は今回4回目でしたが、この唐門は離れがたく、唐門を見ていると涙が出てきました。
(自分でもどういった感情なのか分かりません。)
圧倒的な存在感でした。
【車寄(右)と遠侍(左)】
二ノ丸御殿の玄関である車寄は華麗な装飾で彩られ、欄間には鶴や牡丹など、裏と表で異なる彫刻が施されています。
奥に見える遠侍は、来殿者が控える場所でした。
ここから二ノ丸御殿の内部に入り観覧します。
文化財保護のため、御殿内は撮影禁止です。
二ノ丸御殿は江戸初期に完成した住宅様式である書院造の代表例として日本建築史上重要な遺構として、国宝に指定されました。
東南から北西にかけて、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が雁行形に配置されています。
建物面積3300㎡、部屋数33室、敷かれている畳は800畳余りという壮大な規模を誇ります。
また、二ノ丸御殿の廊下は人が歩くと鳥の鳴き声のような音がすることから「鶯(うぐいす)張り」と呼ばれています。
二ノ丸御殿には約3600面の障壁画が残されています。代表的な「松鷹図」をはじめ、将軍の威厳を示す虎や豹、桜や四季折々の花などが描かれています。
そのうち 1016面が国の重要文化財に指定されています。
後水尾天皇の行幸のために大改築された時、幕府御用絵師であった狩野派の棟梁・狩野探幽が一門の総力をあげて制作したものです。
現在は遠侍の一部を除いて模写障壁画とし、原画は「二条城障壁画展示収蔵館」で保管し、不定期で公開しています。
大広間は将軍と大名たちとの公式の対面所です。
大広間一の間(上段の間)、ニの間(下段の間)は二ノ丸御殿で最も格式の高い部屋で、「大政奉還」を表明した場所です。
現在一の間とニの間では「大政奉還」の光景を人形で再現してあります。
色鮮やかな二重折上格(おりあげごう)天井と狩野探幽筆の松の障壁画が格式の高い場所であることを表しています。
将軍が座る一の間は48畳もあります。
大広間四の間に描かれた狩野探幽または山楽筆の「松鷹図」は、二ノ丸御殿の中で最も有名なものです。黄金を背景に松と1羽の鷲と2羽の鷹を描いています。
二ノ丸御殿6棟の最奥に位置する白書院は将軍の居間と寝室であったと考えられています。
水墨画に包まれる空間は極彩色の大広間とは対照的で、落ち着いた雰囲気があります。
次回に続きます。
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