こんにちは、あとりです❤
『京の冬の旅』で「光照院(こうしょういん)」〈旧常磐(ときわ)御所〉に行ってきました。
『京の冬の旅』は期間限定で通常非公開の文化財が特別公開されます。
公開寺院や公開時間など、くわしくは『京の冬の旅』ホームページをご覧下さい⤵️
第54回 京の冬の旅(2020年1月〜3月開催)|【京都市公式】京都観光Navi
「光照院」は地下鉄今出川から徒歩約7分で、住宅街の細い道を入ったところにあります。
(♥が『光照院』です。)
通常は非公開ですが、今冬『京の冬の旅』で、特別公開されています。
「光照院」は南北朝時代、皇女・進子(ますこ)内親王(自本覚公宮(じほんかくこうのみや))によって創建され、「常磐御所」とも呼ばれた尼門跡寺院です。
「光照院」境内の常磐会館は、昭和3年11月に京都御所で行われた昭和天皇の即位大典の時の、大償宮(だいじょうぐう)朝集所の建物の一部を移築したものです。
広間には継ぎ目のない赤い絨毯や、桐鳳凰(きりほうおう)の文様のある照明などが当時のまま残されています。
昭和43年に再建された本堂には南画(なんが)家の田能村直外(たのむらみょくがい)が描いた80面の花天井があります。花天井には牡丹や菊、梅、竹などが描かれています。
この本堂内には、本尊・清涼(せいりょう)寺式釈迦如来立像、開山・自本覚公像や、釈迦如来座像が祀られています。
また、毎年3月14日のみご開帳される毘沙門天像(びしゃもんてんぞう)が、今冬は特別に公開されています。
旧桂宮御殿の一部を移した書院では、歴代天皇より賜った調度品なども展示されています。
また書院北側の枯山水庭園には樹齢約500年と約300年の五葉松が見られます。
書院から見た五葉松は地を這うように枝を広げていて、迫力があり見事でした。
しかし、ガイドさんの話では2018年の台風で、松や周りの木々も枝が折れたり、倒れたりして被害を受けたそうです。また、建物の屋根も瓦が飛び被害を受けたそうです。
(ちなみにうちのアンテナも台風で根元から折れてしまい、2週間テレビが見れませんでした💦💦)
私が気にいった寺宝の調度品は、馬の置物です。一本一本動物の毛を植え付けているそうで、まるで本物の馬のような密度で毛が植え付けられていました。これを手仕事で行ったなんて、驚きです。
本堂の花天井も白やピンクの花が80面も描かれていて(同じ花もありましたが、)、昭和43年という、約50年前に再建されたため、色も鮮やかでとてもステキでした。
御朱印を対応していただいた尼の方が、やさしく丁寧に対応してくださり、ほっこりしました。
ではこの辺で❤
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