こんにちは、あとりです❤
20年1月31日
『京の冬の旅』で『三時知恩寺』へ行ってきました。
「京都デスティネーションキャンペーン 第54回京の冬の旅」は「京都にみる日本の文化」をメインテーマに「京の御大礼(ごたいれい) 雅の御所文化」と「明智光秀と戦国の英傑(えいけつ)たち」をテーマに通常非公開の文化財が期間限定(2020年1月10日~3月18日まで)で、特別公開されています。
公開社寺や時間など、くわしくは「京の冬の旅」のホームページをご覧下さい⤵️
第54回 京の冬の旅(2020年1月〜3月開催)|【京都市公式】京都観光Navi
今回は『京の冬の旅』で「三時知恩寺(さんじちおんじ)〈旧入江御所〉」に行ってきました。
「三時知恩寺」は室町時代、崇光(すこう)天皇の旧御所「入江殿」を寺院に改めたのが起こりで、「入江御所」とも呼ばれていました。
明治維新まで代々皇女や摂関家の姫君が入寺されている尼門跡寺院です。
宮中で行われていた六時勤行(ろくじごんぎょう)(一日六回の念仏読経)のうち、昼の三時(みとき)(三回)の勤行はこの寺で行うようにと定められ、「三時知恩寺」と付けられました。
(♥が『三時知恩寺』です。)
「三時知恩寺」は地下鉄今出川から歩いて約4分のところにあります。
住宅街の細い道を歩きます。細い道を車や自転車が頻繁に通るため、気をつけて歩いて下さい。
同志社大学の新町校舎の東向かいにあります。
こちらの「三時知恩寺」は通常非公開です。
今回の「京の冬の旅」で特別公開されています。
本堂に祀られている善導(ぜんどう)大師像は秘仏で、毎年3月14日の「善導大師忌」のみご開帳されますが、今冬『京の冬の旅』の期間中は特別に公開されています。
中国・唐の時代の名僧である善導大師の像は、近年修復され彩色が蘇りました。
また他にもたくさんの見どころがあります。
庭園は、仙人の住む神仙島を表した枯山水庭園で「蓬莱(ほうらい)の庭」と呼ばれていて、北山杉も植えられています。
「一の間」(高貴な客人を応接するために使われた書院)は「源氏物語」図の扇面を貼り付けた襖で飾られ、書院「三の間」の襖は琵琶湖の魚獲りの様子が描かれた円山応挙(まるやまおうきょ)筆の「えり魚図」が描かれています。
また江戸時代の絵師・狩野永納(かのうえいのう)が手掛けた六曲一双の「花鳥図屏風」など、歴代天皇から賜った調度品も特別展示されています。
(御朱印もいただきました。)
調度品の「花鳥図屏風」は春の花が咲き乱れ、かわいい小鳥達が飛びかい、命を謳歌していて、華やかで、女性が愛らしと感じる絵でした。
三時知恩寺は高貴な方々が入寺した、尼寺だったため、調度品や、襖絵も(特に『源氏物語』の扇が貼られた襖)、女性が好きな華やかな感じでした。
前回妙心寺の禅寺を見学したため、今回は華やかで愛らしく、テンションが上がりました(笑)
その他妖怪絵巻も展示されています。子供達を喜ばせるために描かれたそうです。三時知恩寺から徒歩10分ほどの所に安倍晴明公をお祀りした晴明神社があります。
(左➡️御朱印 【善導大師】
では今回はこの辺で❤
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