こんにちは、あとりです❤
京都、『妙心寺』に『京の冬の旅』の非公開文化財特別公開を見に行ってきました。
(玉鳳院編です。)
20年1月20日
前回書いた『妙心寺』や法堂・天井画『雲龍図』についてのコラムです⤵️
こちらも前回に書いた『京の冬の旅』の『妙心寺』の【仏殿・浴室「明智風呂」編】についてのコラムです⤵️
(玉鳳院)
今回、『京の冬の旅』で妙心寺の塔頭、玉鳳院が特別公開されました。
妙心寺は、建武4年(1337)、花園法皇が離宮を禅寺に改め、無相大師(むそうたいし)(関山慧玄(かんざんえげん))を開山に迎えて創建されました。
檜皮葺(ひわだぶき)屋根の寝殿風の方丈は、狩野永真(えいしん)や洞雲(とううん)の筆と伝わる「麒麟(きりん)図」「龍図」などで飾られています。
(いただいたチケットです。玉鳳院は撮影禁止でした。)
開山堂「微笑庵(みしょうあん)(重要文化財)」は、開山・無相大師を祀る山内最古の建物です。
また枯山水庭園(史跡・名勝)や、豊臣秀吉の子・鶴松(棄丸(すてまる))の御霊屋(おたまや)「祥雲院(しょううんいん)殿」があります。
「祥雲院殿」の天井には3人の天女が描かれていました。
(開山堂唐門・四脚門(重要文化財))
応仁の乱(室町時代の1467年から1478年までの約11年間にわたった内乱)での焼失から逃れていて、現存する最古の唐門です。応仁の乱の時の鏃(やじり)の跡が残っています。
(やじりの跡です。)
(向唐門)
私は「麒麟図」が好きです。「龍図」もステキでしたが、「麒麟図」の天真爛漫で、野生動物としてこの世界のどこかにいそうな感じが好きです。私は建造物や彫刻より、やっぱり襖絵など、絵が好きなんだなぁと感じました。
玉鳳院は見どころが多く、またガイドの方が丁寧に解説をして下さいました。四脚門にやじりの跡が残っていることや、「祥雲院殿」の天井に3人の天女が描かれていることなど解説していただき、実際自分の目で確認出来ました。
妙心寺は、法堂や仏殿(今回の『京の冬の旅』限定ですが)の中など、くつを脱いで見物することが多かったため、寒い時期は、あったかくつ下やくつ下用のカイロをオススメします。
また妙心寺の敷地はとても広いのですが、ほとんどの塔頭が、通常非公開です。妙心寺へ観光に行く日に公開している塔頭を事前に調べてから行くことをオススメします。御朱印をいただける塔頭もいくつかありますが、事前予約が必要だったり、曜日や日にちを指定している場合があります。
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