こんにちは、あとりです❤
20年1月19日
京都、『松尾大社』に行きました。
前回からのつづきになります。前回はこちらです⤵️よかったら見て下さい。
ここから、松風苑・神像館の入場は500円です。
松尾大社の庭園、松風苑は、昭和を代表する作庭家の重森三玲(しげもりみれい)によって作庭されました。明治以降における現代最高の芸術的作品として知られています。
庭園内の二百余個の石は全て徳島、香川、愛媛県の緑泥片岩(りょくでいへんがん)を使用しています。
(曲水の庭(平安風))
松尾大社の最も栄えた平安期を表現するもので、曲水の水、サツキ、緑泥片岩など、単純な構成ながら、優雅にして華麗な姿になっています。
(即興の庭)
当初の設計計画にはなかった空間で、即興的に造りあげた庭園です。
(上古の庭)
上古(太古)では山中の巨石を神霊の宿る聖地としていました。この古代祭祀が行われた場所を磐座(いわくら)といいます。
この磐座を模したのが上古の庭で、巨石によって神々を象徴しています。
ミヤコザサは高山の趣を表しています。
(蓬莱(ほうらい)の庭(鎌倉風))
蓬莱とは不老不死の仙人の住む島を蓬莱の島といいました。
この庭は羽を広げた鶴のかたちをしています。
神像館で、松尾大社所蔵の御神像が拝観できます。
松尾大社はJRの駅から、徒歩すぐの場所にあります。
しかし、松尾大社の本殿の背後に松尾山を背負っているためか、境内は深い山の中にいるように感じます。
太古から松尾山の神霊を祀っていた、神聖な場所だからかもしれません。
今回初めて松風苑の庭園を拝見しました。
曲水の庭は渡り廊下の下の狭い所をくぐり抜けた後、目の前に広がります。曲水の庭を見た時、思わず「うわぁ」と言ってしまいました。
今まで思っていた「神社のお庭」ではありませんでした。
1月という時期に拝観したせいかもしれませんが、グレー一色のモダンな現代アートといった感じがしました。
自然を庭の中に配した、空間の広がりのあるお庭ではなく、区切られた空間に、ギュッと閉じ込めたような·····理論的で規律正しいのに、なぜか華やぎがある·····そんな感じがしました。(分かりにくくて、すみません。)
太古から崇拝されてきた松尾大社のお庭が、モダンな現代アートのようなお庭だったなんて·····そのギャップにやられてしまいました♥
松尾大社は「山吹」が春に境内を金色に染めるそうです。またその時期にお出かけしてみたいと思います。
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